東北地方太平洋地震発生から
今日でもう三日が過ぎました。


そして、事件発生直後からテレビで
情報を見て、ブログ等で皆さんの
コメントを見て、色々考えてきました。



地震からわが子を守る防災の本



地震発生時、まずは、こんな事が現実に
起こっていいのか??と本当に思いました。

テレビから流れる、家や車が簡単に津波によって
流されるまるで映画の一場面のような映像。
そして福島で起こった現実の爆発映像。

どれもこれも、正直これは本当に現実に起こって
いる事なんだろうか??と余りに現実感が無かったです。


今日ある人の言葉を見ました。

その人が言っていたのは
「心からお見舞い申し上げます」等と
書くのは結局簡単だという事。

被災地から遠く離れた所に住んでいて
テレビやブログの情報を見ているだけ。

そんな人達に、被災者の本当の気持ちが
わかるかのような言葉を書く資格は
無いのだと思うという事が書かれていました。

何故なら、乱暴な意見だと思いますが
所詮は「他人事」であるからだと。

地震があった、爆発があった、停電が起きると
報道はされていても、主に東日本のニュースで
西日本では周りでは何の問題も無い
普段通りの日常が続いているのが現状です。

そんな人が、言葉だけ「心からお見舞いを」等と
書いたとしても、被災者の本当の辛さや苦しみは
体感として絶対にわからない。

かなり乱暴な意見なのは間違い無いですが
自分も結構そうなのかなと思ってしまいました。


確かに大阪に住んでいる以上、今回の
地震によって変わった日常といえば

テレビが特番ばかりを流しだし
色んな人がテレビやブログで
大変な事が起きた!!と言い

個人で出来る事として節電・節水が言われ
義援金の募集が開始された。

実際これくらいの事なんですよ。

AKB48のメンバーのブログやツイッターの
メッセージが、結局人事だ!!と非難を
浴びたりもしていますが、自分も余り変わらない。


節電をした、被災者の為にわずかでも義援金を出した。
自分はこれだけ被災者の為にやっている!!


だから何なんだろう??と正直考えてしまいます。

自分は本当にどれくらい、今回の地震で
被害にあった方の気持ちになったんだろう??

これ以上被害が大きくならないように。
被災者が失ってしまったかけがえのない笑顔を
一刻も早く取り戻せるように。

本当に自分はどれだけ真剣に願ったんだろうか??

偉そうな事を言って良い子ぶってみても
結局「奇麗事だろ!!」と他人に言われれば
上手く反論出来ない自分が今います……。


それでも、偽善者と言われるかもしれませんが
自分は奇麗事も好きなんですけどね!!



今、自分が思っている事を書きます。


「こういう時だからこそ、奇麗事も必要だ!!」


実際自分はこう思ってます。
開き直りですけどね……。

結局人間の本音なんて、全部さらけ出せば
誰でも醜く自分勝手なものだと思うので。
それを全部出してしまえば、誰かを傷つけます。

こういう日本中の人が、未曾有の大災害で
暗く落ち込んでいる時だからこそ
「奇麗事」と言われようが、「心配しています」や
「心からお見舞い申し上げます」と言った

人として優しいメッセージが必要だったのでは??


実際自分は色んな人のそういうメッセージを読んで
仮に奇麗事だったとしても精神的に元気になりました。



これから考えていかないといけない事。

人間として本音はどうあれ、奇麗事と言われてもいい。
お前らに被災者の人の苦しみや辛さが本当にわかるか??
なんて思われてもいいと思います。

それでも人として優しい言葉を自分は今は書きたいし
節電や義援金として優しさを被災地に贈りたい。


「人を救うのは人の優しさです」。


人は人の優しさに触れた時に、救われる。
やっぱり奇麗事ですけど、自分はこう信じたい。

皆さん、どうかこういう時だからこそ
「優しさ」を忘れないでください。
奇麗事と言う人がいても、「優しさ」を
絶対捨てないで下さい。

それだけできっと、自分も貴方も
また一歩一緒に前に進んでいけるから。


こんな事を考えた一日でした。


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