ふんどしセレクトショップ TeRAYA

ふんどし屋で起こる、毎日のできごと。




テーマ:

 
私の母は
まだ私が小学2年生だった頃、
 
ガンで胃を全摘し、
同時に
くも膜下出血も起こして
丸坊主の
植物人間状態になっていたことがありました。
 
 
今からかれこれ
30年以上も前のことですから、
 
医療技術は
今ほど進んでいなかったからか
 
お腹をたて半分に切って
縫い合わせた傷跡は
とても大きかったのを覚えています。
 
 
幼い私が
知るところによるなら
 
それはまるで
絵本の「狼と7匹の子ヤギ」に出てくる

お腹に石を詰められた オオカミ
 
を彷彿させる
痛々しいものでした。
 
 
それから
母は奇跡的に回復し
何とか
日常生活ができるまでになりましたが、
 
その後も
入退院を繰り返し、
 
最期は 

 

透析を受けながら
痛みと腹水と闘って
苦しみながら逝きました。
 
 
ガンの末期症状で
腹水がたまっていた頃。
 
大きく膨らんだお腹を
ニコニコとさすりながら、
 
「お母さん、
赤ちゃんができちゃったみたい」
 

と言ったその姿は

今でも
すぐ目の前にいるかのように
想い出されます。
 
とても強い人でした。
 
 
 
今、私がこうやって
ふんどし屋をしている背景には
そんな
母の影響があるように思います。
 
 

 
 
楽しみの少ない
病床の身であるならば、
 
せめて下着だけでも
 
美しいデザインで 
心地よい肌触りで
体にいい下着をつけて
 
少しでも
笑顔で過ごしてほしいと願い、

 
母のベットの横で
下手な針仕事をして
「でかパン」
を作っていたことを思い出します。
 
 
なので、
 
体調がよくなくて・・・ 
入院中の方のために・・・
 
ということで
当店を訪ねて来られる
お客様にお会いすると
 
そんな
昔の思い出と重なるところがあり、
 
大丈夫かな?
元気になって!!

 
という思いが込み上げてくるのですピンク薔薇
 
 

 
 
 
今から約2年ほど前
 
「お腹に水がたまって・・・」
 
というお電話を下さった
あるお客様がいらっしゃいました。

時々

どうされてるかな?

と思いがよぎっていた
その方から
先日久しぶりにお電話を頂き、
 
「あれから、

お腹の水もなくなって
すっかり 痩せて
今では お腹がペシャンコになりました!!」

 
という嬉しい近況を
お聞きすることができましたカナヘイハート

 
 
その方は、
 
体調が良くなったのは
「ふんどし」
のせいだけではないと思いますが、
 
着るものは
本当に大事なんですねおとめ座

 
身体を締め付けるって
思っている以上に影響があるようです。
 
 (ふんどしは)
夜だけのつもりだったのが、
快適でお昼も着けてますよ。

 
 
とお話しくださいました。
 
 
私は
 
ああ、お元気だった・・・
 
と安堵するとともに、
 
そのご回復の陰で

 「ふんどし」

少しでも お役に立てたことを
心から嬉しく思いましたラブラブ
 
 

 
 
人は人生の中で
 
「ああすれば良かった」
「もっとこうすれば良かった」

 

と後悔の念に
駆られることがあります。
 


それは
どんなに もがいても
取り返すことはできないけれど、
 
後戻りできない時間を
前に進んで生きていく中で
 
その悔しかった思いが
巡り巡って 

 

小さな

あたたかい種になり、


たくさんの涙が
土に沁みる栄養となって

思わぬ何かに
育つことがあるような気がします。

 
 
 
私にとって
母へ何もできなかったという
色々な想いが
【後悔の種】であるならば
 
 
出てきたのが
「ふんどしの芽だったというのは
かなりの驚きでもありますが、
 
 
それは
元をたどれば
 
母への想い。
母からの想い。
 
それは、命への愛。
 

多分どんなことも

そこに辿り着き
それに尽きるのではないかと
思ったりします。
 
 
森のマイケル
 

そんな思いで
はじめたTeRAYAから

見知らぬ誰かの
小さな力になることがあれば
それは 
とても幸せなことです。


後悔の種から
ふんどしの芽が出て
膨らんで 

 

誰かが 笑ったら…

それこそ
花が咲いたと言うのかも知れないナ赤薔薇
と思います。


 
お電話下さったお客様
本当にありがとうございますラブラブ
 
 
これからも
「ふんどしLIFE」を
一緒に楽しんで参りましょうカナヘイきらきら
 
 
 
 
 
 

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