モトGP最終戦! | かんのぶのブログ

昨日の日曜日、スペインのバレンシアでモトGPの最終戦が行われました。

ランキングトップのマルケス(ホンダ)と、2位のロレンソの年間チャンピオンが決まる大事なレース。

序盤からロレンソとペドロサの激しいバトルで、ハラハラドキドキの連続でした。

レース結果はロレンソが優勝、しかしマルケスが3位に入りチャンピオンを獲得。

わずか4ポイント差のランキング2位になったロレンソですが、納得のレースだったのか表彰台ではさわやかでした。


                 『ロレンソ&YZR-M1が優勝』


YSP松山東、かんのぶのブログ
■大会名称:MotoGP第18戦バレンシアGP
■開催日:2013年11月10日(日)決勝結果
■開催地:スペイン/リカルド・トルモサーキット(4.005km)
■周回数:30周(120.15 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:23度 ■路面温度:26度


チャンピオン争いのライバル、M・マルケス(ホンダ)に13ポイント差で臨んだ決勝。ロレンソにとって失うものは何もなく、チャンスを勝ち取るためだけにチャレンジしていった。スタートでマルケスを抑えてホールショット。後続の集団をふたりのバトルに引き込むため、序盤から逃げるのではなく、ややペースを抑えて走行した。これが功を奏してD・ペドロサ(ホンダ)が追い上げ、ふたりの闘志漲る超接近戦は、文字通り息をのむテール・ツゥー・ノーズの好バトル。ついには10周目の第2コーナーで接触し、ペドロサが大きくはらみ5番手までポジションを下げた。


このアクシデントの間にマルケスが一時トップに浮上。しかしロレンソは直後の周にマルケスをパスしてトップを奪い返すと、その後はジリジリ差を拡大。15周目に約1秒差を、20周目には約1.5秒の差を築いていく。終盤に入ってマルケスが後退して、代わりにペドロサが2番手に上ってきたが、ロレンソは2位以下を寄せ付けることなく独走してトップでゴールした。


ヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソが今季8度目の優勝。チームメイトのロッシは4位。モンスター・ヤマハ・テック3チームのB・スミスは7位、チームメイトのC・クラッチローは、6番手走行中の10周目に転倒リタイアした。このレースを3位で終えたM・マルケス(ホンダ)がチャンピオンを決定。ロレンソは4ポイント差のランキング2位でシーズンを終えた。


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