連休前、クラス内で、とある女子グループが、男子に、
「何か甘いものを持ってない?」
と、尋ね歩いていたそうです。

そのグループは、次男(小4)の席にもやって来て、やはり、ハンで押したように、
「何か甘いものを持ってない?」
と、聞いてきたそうです。

次男・・・甘い物って・・・多分、おやつかなんかのことだよね?と、思ったものの、そんなもの、学校内で持っているはずもなく、でもここで、あっさり「ない。」と、言ってしまったら、何だか負けたような気がするので、

「働かずに3億円くらい手に入ったらいいな~っていう甘い考えなら持ってるけど・・・。」

と、言うと、女子グループ、急に円形になり、何やらひそひそ。

こ、これは、怒りをかったかな?と、心配していたら、リーダー核の女子が、前へ出てきて、

「神奈君、お願いがあるんだけど・・・。」

 


で、そのお願いの内容というのが、

ある大型ショッピング・モール内のユ二〇ロの試着室に、妖精が出るという噂があり、それが本当かどうか、確かめてきてほしい。
妖精は人間と出会うと、必ず、
「何か甘いものを持ってますか?」
と、聞いてくる。
その後、どうなるかは不明。交渉次第なんじゃないかという話。
でも、油断してると、妖精の世界に引きずり込まれて、二度と帰れなくなるという噂なので、怖くて誰も確かめに行けない。
でも、ホントかどうか、どうしても知りたいので、一番妖精と戦えそうな(口で)、神奈君に確かめてきてもらいたい。よろしくお願いします。

 


・・・と、いう話だったそうです。

で、次男・・・かっこつけて、 
「しょうがね~な~。行ってきてやるか!」
と、返答したんだとか。


 

なんだ、そりゃ。
はあ~~~。小学生の思考は、ほんとわかりません。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

ま、まあ、ちょっと行って見てくるだけだから、大したことないか。
ちょうど帰省中の長男の秋・冬物の衣類も買わなきゃいけないし・・・仕方ない、みんなで行きますか!
(父・ゴルフのため不在)

次男に、「じゃあ、みんなで、そのショッピング・モールに行こうか!」と伝えると、次男喜んで、よせばいいのに、長男(高3)に詳しく事情説明。

で、案の上、長男が騒ぎ出しました。(ノ◇≦。)

「この子の親ごさ~ん。どこですかね~。お子様の脳が、腐り始めてますよ~。ユニ〇ロの試着室に妖精とかおったら、すぐに店員が始末してるだろ~。アホかお前は!」

 


これを聞いた次男、

「兄ちゃん、女子がさ~色々考えて、あえて、俺に頼むって言うんやけん、行ってあげんといかんだろ~。妖精・・・いなかったらいなかったでいいわけさ~。」

すると長男、読んでいた漫画本をバサッと机の上に置き、次男の鼻先まで顔を近づけて、

「そりゃお前が、いつ死んでもいいと思われてるからだろう~。女子の考えに気づけよ!」

言い争いがひどくなりそうだったので、
「はい、はい、はい。そこまで~。」
と、二人の間に割って入りました。

そして、長男に、あなたの秋・冬物の衣類も買わなきゃいけないし、次男が一旦約束してきたことなので、内容にかかわらず、親としては、次男の信用を守りたい
なので、今回は、黙ってついて来て下さい!

と、親権限で、教育的指導をしました。( ̄∩ ̄#

長男・・・しばらく、

「どんな家だよ~。この親にして、この子あり!だろ~。」(←自分もだよ!)

「学校の友達に『連休中何してた?』て聞かれて『弟とユニ〇ロに妖精探しに行ってた~。』て言ったら大笑いだよ。伝説になるぞ、これ!」

と、小声でぶつくさ言っていましたが、結局は黙ってついてきておりました。

結果、妖精は確認できず(当たり前です!)、本日、その旨を女子に報告したら、かなり感謝されたそうです。


 

やっぱり行って良かったみたいです。(≡^∇^≡)

一回引き受けたことは、ちゃんとやった方がいいですよね。о(ж>▽<)y ☆

@追記@
前回のブログの戦い・・・結局、次男言えずじまいでした。
「残念だったね~。」
と、次男に声をかけたら、
「あそこまで殺意をオープンにされたら、とても言えんだろ~。お母さん、『命あっての物種』て言葉を知らんの?」
と、言われました。

どんだけ緊迫してるんでしょうか・・・この兄弟。。゚(T^T)゚。