小学校の2年までの話。
ちょっと遠くに住んでいる母方の祖母。
おばあちゃんは僕のことをかわいがってくれていて優しかったので
僕は、おばあちゃんが大好きだった。
ところがどうもあとから母親に聞くと僕とおばあちゃんの関係は少し微妙だったらしい。
3つ年上の兄はおばあちゃんの話を「うんうん」と素直に聞いていたけど
僕の場合
「もういいよ。 わかってるよ。 おばあちゃんしつこい。」
と言って話をまるで聞かなかったらしい。
おばあちゃんが兄に話してると
僕が「おばあちゃん おばあちゃん 僕の話を聞いてよ」って邪魔をする
そういうパターンだったようだ。
そう言えばおばあちゃんの話ってあまり聞いた覚えが無いな。
おばあちゃんの話す内容は嫁さん(おばあちゃんの息子(僕の母親の兄)の奥さん)の愚痴で
兄は嫁さんの愚痴を延々聞かされていたらしい。
僕はおばあちゃんのことは好きでも
おばあちゃんの話す嫁さんの愚痴には興味が無かったんだろう。