股関節のメディカルSTトレーニング NO.13 | 関西メディカルスポーツ学院

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整形外科医師・理学療法士・柔道整復師も学ぶ摩季れい子学長のオリジナル技法

6)股関節内旋トレーニング



(1)自動運動


【体勢】

背臥位で片膝立て位とする。

【方法】

片側脚を内へ回しながら内旋し、元の開始位にゆっくり戻す。



  (2)抵抗運動


 <ホールド手技>  


【開始位】


基本パターンに順ずる。

             

  【方法】

   ①トレーナーは保持手で股関節大転子部を保持し、固定する。

   ②膝を屈曲させ、誘導手でホールド角度まで導き安定させる

    誘導手を膝の内側側に置き、外旋方向に抵抗を与えながら、

    その位置が変化しないように2~3秒保持する。            

   ③同方法で角度を変化させ実施する。



















<コントラクト手技>


【体勢】

 

 背臥位で膝立て位とする。


【方法】


 ①トレーナーはクライアントに正対する位置に入る。

 ②保持手は股関節大転子を保持し、固定する。

 ③内旋方向へ自動運動を介助する。機能状態を確認した後、

  関節可動範囲を決定する。

 ④誘導手は大腿内側遠位部に接地し、外旋方向にゆっくり

  抵抗を与えながら内旋方向に導く(2~5回)。
























<ホールドリラックス手技>


【方法】



①同上のテクニックで抵抗を与えた最終位で抵抗を強め、

 活動電位を増加させ、興奮を高めた直後にリラックスし、

 拮抗筋のリラックス効果を図る。





づづく