Nimen hao! 漢々堂鍼灸院です。
底冷えのする日が続きますが、皆さんお元気ですか?
今日は“走ること”についてお話します。
『走り始めることにより人生が変わります 』
三日、一週間、一ヶ月、三ヶ月、半年、一年…
という調子で、週に2、3回でもいいです。
途中道端に咲くきれいな花をみて立ち止まってもいいし、歩いてもいい…。
走り始めたらやめないこと、少しずつでも続けることが大事「継続は健康なり」です。
しだいに体力がついてきます。
体脂肪率が低くなりますし、中性脂肪、悪玉コレステロール等が抑えられ血圧が正常値になり、冷え性や肩こりなども改善されます。
それに、ストレス解消の効果が大です。
これは、特に下半身が酸素を必要とするため、脳が考えることを抑え原始的脳が活発になることにより、無心になれるからだと思われます。
以前、私がマラソン大会に参加した時のことです。ほぼ後半にさしかかり辛い時間帯のことですが、脳が瞑想状態のようになり、コースを外れかけましたがなんとか完走することができました。
時々ランニングハイとかランナーズハイという言葉を耳にすることがあると思いますが、辛い時間帯には大脳からβ―エンドルフィン(麻薬様物質又は、脳内モルヒネとも言われている)が分泌され苦痛を和らげる作用があると考えられています。瞑想状態を感じている時などは、大脳からβ―エンドルフィンが少なからず分泌されていると思われます。また、走ることにより交感神経(運動神経)の働きが高まりますが、走った後には今まで高かった交感神経と副交感神経の働きが抑えられ、双方の神経が自律神経として次第に正常な働きをして、ストレスなどを跳ね返すのです。
走ることを繰り返すことにより、走った後は『 脳 』がスッキリしてくるのを感じると思います。
一ヶ月を過ぎる頃には、ストレス解消のサイクルが出来上がります。
強いストレスや継続的なストレスにさらされると、徐々にストレスに耐え切れなくなり、心身のバランスを崩し、病気になり易い身体になってしまいます。
溜めたストレスは、その日に解消することが理想です。
また、「こころの病」は、薬だけにたよらず、自然治癒力を引き出す鍼治療で全身を調整することや多くの友達と語り合い趣味に興じることなども必要です。
今日の徳願寺山で…
※河津桜が一輪咲きはじめました。
※菜の花も咲いていました。
※梅の花もずいぶん咲き、春はすぐそこに来ているようです。