痛みが起きたり、しびれがあったり、これに伴う様々な症状(不眠症、

 

耳鳴り、耳の閉塞感、ふらつき、慢性的な肩こり、首のこり、腰の張

 

り‥)が起きること。

 

 

これら、痛みやしびれなどと、それ以外の何かの症状が同時に起きて

 

いる方が、今はとても多いです。このような状態が、一気に起きたとい

 

うより、徐々に起き始めたという方も多く、又中にはご自分では何かの

 

キッカケでこれらの症状が急に起き始めた。という方もいらっしゃいま

 

す。体の変化は生活とも関係がありますのでその過程は、人それぞれ

 

です。

 

 

自分の体で起きるこうした変化が起きると、誰でも驚き、どうすれば良

 

いのか?と思うと思います。この時に過剰に心配したり、不安になった

 

り。。こうしたことが更にこうした状況を長引かせることも多いです。

 

 

 

そこには、体で起きていることの認識が、私達が思っている事とは異な

 

る身体の反応があることを知らない為に、この認識のズレが更に不安

 

や心配を起こしていることも多くあるのでは。と患者様のお話をお聞き

 

していて感じることがあります。

 

 

 

私も含めて、今の現代人は痛みや何かの症状が「悪い事」という意識

 

があると思います。ですが、身体ではこの自分に都合が悪いと思うよう

 

なことが、実は身体の中では良くなる為に行っている事もあります。

 

痛みに関しては、多くのことが言われています。

 

まず基本的な事として、「痛み」は体のサインであること。これがあるこ

 

とで私達の体で起きている変化を教えてくれるものです。

 

ですが、この痛みが耐えが痛い事で、早く痛みを取りたい。と思う事が

 

誰でも思うことだと思います。

 

※痛みの基礎知識についてはこちらから

 

 

 

この痛みを早く止める為に、薬も進化してきました。多くの方の要望が

 

痛みを早く取りたいことにあるからだと思います。

 

 

しかし、その痛みがもし「体の修復の為に行われる過程で起きている

 

事」だと知ったら、本当に痛みだけを取るだけでいいのか?と思う方も

 

いると思います。その時は痛みを取ることは必要ですが、痛みを薬だ

 

けで取る事、それだけを続けることは、体の修復の為に働きを遅らせる

 

ことにもなります。体を修復する為に、細胞に血流をたくさん送る為に、

 

血管が拡張して、その為、血管内に痛みを感じてしまう物質が多くなっ

 

てしまうことで痛みを感じることもあります。

 

※ちょっと難しい専門的な部分もありますが、詳しくはこちらから

 

 

 

又、頭痛も種類によって様々あると言われていて、この頭痛も様々な

 

要因で起き、先ほどお話した血管の拡張との関係もあることがありま

 

す。※頭痛、偏頭痛に関してはこちらをご覧下さい

 

 

 

頭痛は、自律神経の交感神経が優位になっていて、その交感神経緊

 

張状態から解放されて、副交感神経が優位になってくることで、血管が

 

拡張して、痛みを感じる物質が出ることで痛みを感じてしまう事もあり

 

ます。それだけ自分がストレスや何かで緊張した状態が長く続いてい

 

たことで要因となる事もあります。

 

 

 

又、今原因がわからないと言われる痛みの線維筋痛症も多くの方に起

 

きていて、この要因は、脳で痛みの信号を感じる機能に何か問題が起

 

きていると言われています。脳細胞に問題が起きているのではなく、脳

 

で電気の信号のやり取りが上手くいっていないことが起きているという

 

考え方です。※線維筋痛症に関してはこちらをご覧ください

 

 

電気の信号が、脳のネットワークを伝わり各脳の部分を機能させてい

 

ます。これが上手くいかないのは、精神的なストレスが大きいのではな

 

いか。と言われています。心理的な事でも痛みが起きてしまいます。

 

 

こうした痛みが何から起きているのか?様々ある事、又これの痛みを

 

取るだけでその後は本当に大丈夫なのか?

 

こうしたことも考えないといけなくなってきています。薬による副作用、

 

今は痛みが取れたけど、その後はどうなのか?こうしたことも考えてい

 

かないとその後、歳をとってからのこともあるので、とても大切なこと

 

だと思います。

 

 

横浜ホリスティック治療室