今日は、今月最後の土曜日ですね。
月末最後の土曜日なので、いつものところに行ってきました。
それは、、、名古屋市科学館のプラネタリウムです。

今月のテーマは「消える土星の環」でした。
土星は、その傾きを保ったまま30年かけて太陽の周りを回っていますが、その位置関係によって地球から見た時の角度が徐々に変わっていくため、上から下に見下ろしたり、下から上に見上げたりということになります。ちょうど今年は15年に一度訪れる土星の輪を真横から見る位置関係になる時を迎えているので、プラネタリウムのテーマとして相応しい話題ですね。
今日のプラネタリウムの解説の中では、土星の輪の大きさや厚さについて話がされていました。私は、土星って地球の10倍くらいあるとっても大きな星だというくらいの知識しかありませんでしたので、ちょっと驚くべき発見がありました。
それが「土星の輪の厚さ」です。
土星の輪は、数センチ~数十メートルの大きさの石や氷が板の様に密集しているものですが、その幅は6万キロくらいあると言われています。土星の直径は12万キロありますので輪の外径は土星の倍くらいになりますね。
その輪の厚さは、、、「100~200メートルくらい」と言われたので、びっくりしました。
6万キロの幅に対して100~200メートルですからね。。。
どうして、そんなに薄い厚さのところだけに集中して浮かんでいることができるの?
。。。実に不思議です。
そんな大きさなんだと思ってカッシーニ(土星を周回している人工衛星)から撮られた写真を見ると、ちょっと感動できますよ。

作ろうと思っても作ることができない不思議な世界。
計り知れない世界。
まだまだ謎は多いです。
だから面白い。