今日は久しぶりにCADを使ってデモ図面を作成しました。
使用したCADはAutoCAD互換のIntelliCADです。
今回、作成したデモ用の図面は、三次元空間にデジカメで撮ってきた写真を配置して、その画像イメージを背景に規格サイズの部材を割付け配置するというものです。

その手順は、
①構造物に対する正面と側面をデジカメで撮影
②そのデジカメ画像をCAD上に配置
③デジカメ画像が実寸サイズの画像になる様に歪みを取りながら台形補正処理を行なう
④実寸サイズになった画像データを三次元空間に配置
 (正面はY-Z平面に、側面はX-Z平面に並べて配置)
⑤画像データに写されている構造物の輪郭をトレース入力して三次元面を作成
⑥三次元面に対して三次元距離を計測
⑦規格サイズの部材を割付け配置
となります。

私が、MS-DOS上でオリジナルCADを作成していた時には、思いもしなかった運用方法ですね。
正直に言うと、、、当時の私には、CAD上の三次元空間にベクトル(線形)データとラスターイメージ(画像)データを混在させて扱うと言う発想もありませんでした。
時代は変わりましたね。
技術の発展には、過去に常識であったことに捕らわれない自由な発想が必要なのですね。