私も知らなかったのですが「手作りの人工衛星をH-ⅡAロケットで打ち上げませんか?」といったサービスが始まっているそうです。
これはJAXA(宇宙航空研究開発機構)が行なっているもので、H-ⅡAロケットで人工衛星を打ち上げるときに打ち上げ能力に余裕があれば、50Kg以下、50cm以下の小型衛星をタダで載せてくれるといった通称「相乗り衛星」だそうです。今年の4月から相乗り衛星の公募を開始しており、2010年の火星探査機に相乗りさせる計画だそうです。これにより高度300kmの地球周回軌道を回る2つの衛星と金星に向かう軌道の2つの衛星と合わせて4つの小型衛星が予定されていると言われているので、ちょっと驚いてしまいました。
これらのチャレンジのためにJAXAは「J-POD」と呼ばれる小型衛星の分離機構を用意することで主衛星にダメージを与えないで小型衛星の相乗りを実現させる様で、これら4つの小型衛星は、早稲田大学、鹿児島大学、創価大学、大学宇宙工学コンソーシアムからの応募によるものだそうです。

最近は、宇宙ステーションの開発が進められたり、人工衛星が素晴らしい観測を行なったりしていますが、私の子供の頃では全てが夢物語だったことが現実に行なわれていることに感動しています。
チャレンジする心を持ち続けた技術者達がいたのですね。
夢は現実になるのだと信じ続け実践し続けることの大切さを知りました。