お客様から「タイ語で表示させると正しく表示されないのですが、、、」と問い合わせが入りましたので、ちょっと調べてみました。最近、私の作成したプログラムがタイやベトナムで使われていることが多々あります。

ベトナムでは日本語のまま使っていると聞いていますが、タイでは何とタイ語で使っていると言われています。

当たり前かも。。。。

しかし、、、実は私はタイ語を全く知りません。

何故、私の作ったプログラムがタイ語でもちゃんと動いているのか不思議に思っていたのですが、、、

どうやら、ある特定の文字列を表示させようとした場合に限ってダメになることがある様です。

会社の立場としては、契約上では対応する責任がある訳では無いのですが、困っているお客様のためになりたいと思いましたので、、、

また、何故、タイ語で動いているのかな?と興味もありましたから、勉強するにはちょうど良いと思って、調べてみました。


まず、タイ語ってどんな言葉なのかな?から始まりますね。

こんな時、インターネットは本当に便利です。昔であれば、図書館に直行。。。。のところなのですが、今はグーグルなどで「検索」でOKです。

すると、、、出てきました。タイ語です。。。

タイ語でありがとう

何と言うべきか。。。結構かっこいいデザインに見えますが、、、

これがタイ語の文字列なのですね。


調べてみると、日本と同じ様に、123...abc...というアルファベットの他にタイ語の文字があって、タイ語の文字は日本語で言うところの漢字(全角文字)の様に2バイトで構成されていました。この2バイトコードのタイ語の中に1バイトコードのアルファベットが混在すると、、、

この様な課題は日本にもありますので、直ぐに原因は推測できました。

今、お客様がタイ語を表示して使っているプログラムは、日本語の2バイトコードの事情だけを考慮しているので、タイ語と定義が異なる部分で誤認してしまうのです。


コンピュータを動かすための言葉(プログラム言語)は、全世界で同じ言葉が使われているので、それなりにちゃんと動くのですが、私達、人間は、それぞれの国の言葉で生活しているので、言葉が違うと身動きが取れませんね。コンピュータより劣っているなんて。。。ちょっと悲しいです。


やっぱり、言語は統一したいな。。。

色々な国の人々が同じ言葉を使って生活できる日が来ると素晴らしいですよね。