- 『こんな本読みました』のコーナーです。
今回は真砂 二郎さんの
- エコノミック・メルトダウン です。
金は天下のまわりものレーティング ★★☆☆☆(2.5)
日本の国債についてのお話です。
みなさんご存知のとおりわが国は膨大な額の国債を発行し
簡単にいうと借金をしています。
米国債等と違い日本国債の保有者は日本の金融機関、会社、個人等が
多数を占めるようです。
毎年雪だるま式に増える国債。
メガバンクが、国債保有のリスクを感じ、国債の全額売却に動いた・・・。
そのとき日本発のブラックマンデーならにブラックチューズデーがくるのか。
的な内容です。よろしければご一読ください。
日本の予算は毎年足らずを国債でまかなっています。
ということは現在年々国債発行は増え続けているわけです。
2010年代にはプライマリーバランスの黒字化を達成する見込みである
ようですが、それでもやっと収支とんとん。
国債の残高を減らすのは相当大変な気がします。
対して、その国債発行によってわれわれの生活が保たれているのも確かでしょう。
一部でマスコミで報道されるような税金のわけわからん使い方もあるでしょうが、
もっと大きな部分を見直さないと改善はしないのではないでしょうか。
少なくともマスコミの感情的な批判や、マスコミのキャスターが言ってるような
しょうもない議論ではなにも改善しないでしょう。
国民、マスコミも含めたもっと真摯な議論が必要ですね。