おはようございます。
さて、そういうわけ(どういうわけ?)で「勝手に大沢たかお時代劇祭り」開催することに決定いたしました。

暇さえあれば『JIN~仁~』を観ながら、お掃除したり本を読んだりご飯を作ったりしております。んもう『JIN~仁~』は生活に欠かせないアイテムとなっております。

で、とりあえずこの2作品を観ました。
本当は『荒神』だけにする予定でしたが、79分と短かったため『ICHI』も観ることにしたのです。

『荒神』あらすじ(goo映画より)


遠い昔の日本。天狗が出るという噂の山奥の古寺に、戦いで瀕死の重傷を負った侍(大沢たかお)が逃げ込んで来た。侍を助けたのは、謎の一人の男(加藤雅也)。やがて傷も癒え、酒を酌み交わす二人。だが男は突然、自分は人間ではなく戦いの神“荒神”だと名乗り、自分を殺してくれと侍に依頼する。侍が生きて寺から出る方法はただ一つ。荒神と戦い、殺すことだった。勝つのは荒神か? 侍か? 壮絶な死闘の果てに、侍は予期し得なかった運命の瞬間を迎える……


たかおさん35歳の時の作品です。
先日観た『スカイハイ』と同じ北村龍平監督作品ですね。
北村監督って…よくわからないけど、他の作品のタイトルが『鎧サムライゾンビ』『バーサス』『地獄甲子園』だの、おどろおどろしいタイトルが並んでいますね。
超時空モノというか、魔界モノがお好きなんでしょうか?
それに加えて戦いがお好き?
う~ん、だからこんな作品になったのね~。
ストーリーとかはそのまんまなんですが、殺陣はなかなかよかったですよ。しかも香港映画のようなワイヤーワークありで、ワクワク揺れるハート
加藤雅也さんがコテコテの顔なので、よけいたかおさんはさっぱり顔に見えますね~。
荒神(加藤さん)の横に控えていた謎の女性は『スカイハイ』で工藤達也(たかおさん)を守っていた秘書の女性と同じ人じゃないかな?
謎めいていて、すっごくドキドキ 
同じ女性として、こういう人モノホンだったらいやだけど、お話のキーウーマン(?)なら大歓迎 

さて、次行こ。

『ICHI』あらすじ(goo映画より)

離れ瞽女の市(綾瀬はるな)は、生き別れた父を探して放浪の日々を続けていた。彼女は仕込み杖を常に持ち、逆手一文字の刀さばきの名手だった。そんな市と知り合って、賭場でも恩義を受けた十馬(大沢たかお)。彼は武家の剣術の指南役の跡取りながら、幼い頃に母を傷つけたトラウマから、刀を抜くことができなくなった浪人である。訪れた宿場町の若頭である白河組の虎次(窪塚洋介)に勘違いで見込まれてしまった十馬は、白河組の用心棒として雇われることになる。万鬼(中村獅童)が率いる万鬼党から、白河組の宿場は狙われていたのだ。幼い小太郎(島綾佑)の取り持つ縁で、お互いの過去の傷を重ねて心を通いあわせていく市と十馬。しかし、万鬼党の襲撃によって、白河組は致命的な被害を受けた。虎次の父である長兵衛(柄本明)も、息子を庇うことで命を落とした。その闘いによって傷ついた市は、万鬼が父の宿命のライバルであったことを知る。そして父は、闘いの前に病で死去していたという。万鬼によって監禁状態にされていた市を十馬が救出した。盲目であるために、昼と夜の境目もわからない。くすぶっていた心情の市を目覚めさせたのは、十馬によるひたむきな愛情だった。市が小太郎に看病されている頃、白河組と万鬼党の最期の闘いが始まっていた。決死で闘う虎次は、万鬼党のナンバー2である伊蔵(竹内力)を倒した。そして、ようやく刀を抜くことができた十馬は、万鬼を斬る。相打ちだった。自らも満身創痍ながら、その場へ駆けつける市。そして、万鬼にとどめを刺した彼女は、息絶えようとする十馬から実の父親にも匹敵する愛情を感じていた。宿場には、かねてからの活気が再現されていた。その中心にいる虎次を尻目に、市は旅支度を整える。今度の旅は、十馬の母の墓前に彼の刀を納めるためのものだった。小太郎との別れを告げ、新たな市の旅路が始まった。

これまた仁先生と咲さんのコンビだぁ~ 
と思って観ていたのですが、咲さん、いや、市(綾瀬はるか)が終始暗い顔をしてるのが、なんか寂しかったですね~。
やっぱり咲さんには笑っていてほしいなぁ~。
眉毛がへなっと下がって、目じりもにこっとしている咲さんが大好き 
仁先生、いや、十馬(大沢たかお)はちょっと腰ぬけな浪人で、やくざに追われて市を助けるどころか逆に助けられる始末。
でも最期は意地を見せるんですね~。

本格派時代劇だと思いますよ。 思ってたよりすっごくよかった 
勝新太郎さんやたけしさんの座頭市を観ていないので比べられないのですが、わたくしは基本的に女が男に守られるのって男尊女卑の思想のもとに生れた考えだから、違うと思っているんです。
実は女性のほうが基本的に男性よりも強いんですね。
ただ、力と言うか腕力では肉体的な意味ではどうしてもかないません。
でも精神力では絶対女性のほうが強いと思っています。
女性が押したり引いたりして、うまく男性をコントロールしてこの世は動いてているような気がします。
だから市が十馬を守るのも当然なんですよね~。

また、何度も見たい作品の一つになりました。


ところで『荒神』を観ていて気がついたのですが、

たかおさんって時たますんごくキムタク入ってません 
実はキムタク嫌いなので、ええ~っ と自分に言い聞かせながら観ていたのですが、ちょっとスネて唇をとんがらせる横顔が似てたりする…。

ああ~っ、気がつかなきゃよかった~
似てない、似てない、似てないっ

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