こんにちは。感動企業請負人 テクノ&マネジメント研究所・橋本です。
今日の5Sワンポイントは、清潔の中の「予防整頓」をテーマに解説します。

2Sの整頓でお話ししたことの繰り返しになりますが、思いだしていただき完璧に
実施していただきたいと思います。
予防整頓は、乱れない仕組み作りとなります。
整頓は、物品が決められたところにあり、使いやすくなっていて、使い終わったら
戻すということです。
社内で物や物品の流れは、2つあります。
1つは、製品の流れです。材料が入り、加工し、出荷する。流れの中で乱れは発生
します。
もう1つは、治工具類の流れです。決められた場所にあり、使って、元に戻す。
戻すときに、乱れが発生します。
この2つの流れに注目し、乱れない仕組みを作っていきます。
3つのポイントがあります。
人の乱れに対する意識改革
 意識改革については、予防整理でもお話ししました。仕事をする際、どうしたら
 乱れないのかを意識し、行動する、提案する、変えていく、を実行してください。
モノの起き方の基本を決める
 整頓で、モノの置き方の3定、どこに(定位)、何を(定品)、いくつ(定量)
 ということです。3定を思いだし、確実に実施してください。
 モノの起き方で、もう一つあるのが、搬入時と搬出時のルールです。
 入荷時に、置場が決まっていなければ、色々な場所に置いて乱れてしまいます。
 同じように、搬出時(出荷時)にも、置場が決まっていなければ乱れてしまい
 ます。特に搬出時、置場を決めても、生産計画がなされていないと大量に製品が
 できてしまい、溢れてしまいます。生産計画まで踏み込んで考えてみて下さい。
作業のルール化、置場の仕組み
 治工具の整頓で解説しましたように、形跡管理などで確実に戻すルール化、
 書類であれば、斜め線管理などで戻すルール化を徹底してください。
 置場の仕組みでは、先入れ先出しのルール化が出来ているか、確認してください。

予防整頓では、今まで学んだことが確実に実施されているかどうかの確認になり
ます。実施されてなければ、確実に実施してください。仕組みがうまくいってなけ
れば、見直してください。

5S導入を検討中の企業の方、当社にてお手伝いいたします。ご一報ください。

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