おはようございます。川島です。
この秋先、はっきり感じる身体の衰えから、漢方を始めてみようと思い立ちました。
代謝の衰え、やたら汗をかいたり、脚がつったり…。
きっとよくあるやつ。
どうやらそんな症状には『当帰』と呼ばれる血行促進の漢方が効くようです。
ところが、一言に『当帰』といっても、それを含む漢方薬は様々。
その違いが全く分かりません。
何を飲めばいいのか、どこへ相談すればよいのか、あれこれ迷い悩んだ末、某大手の製薬会社に相談してみることに。
HPのお客様相談室には、
「『自分の病気にはどの漢方薬をのめばいい?』などのご相談にはお答えできません。」と注意書きが。
さて、どう切り出したものか…。
そこで、唐突に、数ある漢方薬の中から『当帰』の含有量の多いものを順番に教えてほしいと聞いてみました。
すると、そのダンディな声色の相談員さんは、〇番・〇番…と丁寧に教えてくれた後、こう言うのでした。
「ですが、これはお客様のお求めのものと系統が違いますね…。むしろ、『当帰』の量は減りますが『川芎』と組み合わさった〇番と〇番が、その系統だと思います。」
教えてもらった番号を必死でメモりながら、何故私の求める『系統』が分かるのか不思議に思った私は、
「因みに、始めに教えて頂いた漢方薬は何が違うんでしょうか?」と聞いてみた。
すると、
「ん~。例えば、最初にお伝えした〇番や〇番は『痔』に効く漢方ですね。〇番も…」と。
「あぁ⤵…… そ~ぉいうことじゃないんですよね⤵…」
「そうでしょ?そういうことじゃないんでしょ? ですから、『川芎』と合わさった漢方の方が宜しいかと思います。」
その落ち着き払った声で期待以上に的を得て教えてくれた相談員さんの虜になり、丁寧に御礼を言って電話を切りながら、深々と頭を下げた私でした。