忘れないようにブログにメモ。
「お兄ちゃんの時はきちっと書いていたのに!」とか言われると困るので
6月19日 よる7時24分生まれ 2988g
次男 シン
台風の中、嵐のものすごいタイミングで生まれました。
長男ショウは38週5日で生まれたので、
先生からも「38週で生まれるかもしれないね」と言われていました。
6月19日 38週1日の朝
おしるしがあったので、「これは今日明日かもしれない」と考える。
陣痛は20分おきと弱かったので、そわそわしながら朝食や家事。
パパは午前中は生まれないということで会社へ。
午前中
家の片付けをしながら母到着。
二人でそわそわしながら名前考えたり、ご飯食べたり。
午後から台風が近づいてくるということで、
夕方に陣痛が来るとタクシーが捕まるのか心配だった。
仕事先から明日着の原稿の連絡。
出産とかぶらないだろうか?
一応、今日明日には生まれそうといってみる。
(でもゲラは送ってくるみたい)
午後1時半
落ち着かないので母は夕飯の仕込み、私は無心にグレープフルーツを剥いていました。
椅子から立ち上がると破水。
病院に電話してタクシーで移動。
「タクシー乗せてもらえる?」と思いながらも乗車。
商店街にある病院だけど、ホコ天になる寸前に通過して、短時間で到着。
(タクシーの中でも仕事先から電話「今病院へ向かっています」と連絡
昼休みで開いていない時間だけど、病院の受付に先生待機。
私が平気な顔ででかいリュック背負って歩いてくるので驚かれた。
まだ10分間隔くらいで動けちゃう程度。
やっぱり破水しているので、抗生剤飲みながら入院。
旦那に連絡。
夕方
息子を保育園からピックアップして、母とバトンタッチ。
そろそろ風が強くなってきていた。
陣痛は3分間隔くらい。
子宮口は入院からずっと3センチのまま。
ずっとお腹が緩くてトイレにいくのが辛かった。
午後6時過ぎ
痛みのある1分間を壁の一点を見つめて耐える。
だんだんキツくなってるので旦那も一緒に呼吸させて酸欠にさせる。
午後7時
待機している部屋(病室相当のベッドだった)でいきみ感が出てきたので
夜勤の助産師さんにお願いして分娩室に移動させてもらう。
子宮口6センチらしいので、さぞかし痛みに弱いやつだと思われたに違いない。
分娩台に乗ると、本気でいきむ。
頭が見えていたらしい。
助産師さん、陣痛の合間の3分ですべての準備を整える。
急いで先生を呼ぶ。
旦那は「後1時間くらい待機ですかねー」と外で準備もしていなかったので
「あ、生まれてくる瞬間間に合わん。先に産んだらごめん」と心のなかで謝る。
自分のうめき声が大きいので、「タオル噛んでいいよ」と言われる。
首にかけていたタオルを噛む。こりゃあいい。
先生、旦那到着。すぐ生まれた(笑)
前回は痛さと早く開放されたいと力任せに産んで
えらい裂けたので、今回は頭が出たらしばし休憩。
首にへその緒が2周も巻き付いていたので外してもらってから
流れに任せて身体も出す。
胎盤も以下同様。
ここだけすげー冷静だった。
生まれた子は3キロなかった。
絶対3500gオーバーだろうと思っていたので
旦那とふたり「ちっさ!」と叫ぶ。拍子抜け。
「このサイズ、普通」とツッコミを頂く。
うれしさより茫然。
長男の時は、あまりのでかさに驚いたんだっけ。
先生縫合上手だった。
カンガルーケアや新生児の処置後、助産師さんが見回りで(夜勤は1人体制らしい)少し外れるときも重々旦那に「赤ちゃん見ていてね」と言って去っていった。
前日に、カンガルーケアで放置された母子は、子供の呼吸が止まって障害が残ったとテレビでやっていたので、それを気にしていたみたい。
2時間休憩して、歩いて私の病室へ。
スタスタ歩くので驚かれる。
その日の夜も元気に動いていたので「休んで!」と言われる。
一晩中嵐。
病室ですぐに母子同室&完全母乳。
でも、生まれたばかりなので、ほとんど飲まないでよく寝ている。
周りの人にお知らせしていると、仕事先から不在着信とメールがあることに気付く。
陣痛中、もう今日生まれるだろうということをはっきり伝え忘れたと思いつつメールを開くと
すでにバックアップで対応を進めていてくれた事がわかる。恐縮。
早朝なのに、物凄く祝ってくれて、後のことも安心してくれというような内容だった。
もう「どこまでもついていきます!」みたいな心境(外注だけど)。
台風で風が強く、建物が揺れていることもあって全然眠れませんでした。
ダンナ、2歳の長男と3人家族。
寝ても覚めてもスーパーマリオ大好きの長男と、神奈川の端っこで、のんびり育児中。
仕事は小説の校正をしています。
Twitter @kana_kanaku でつぶやいています。