631日目 諦める 諦めない | La vida de Guatemala —Camino poco a poco—

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青年海外協力隊27年度1次隊 理学療法士
グアテマラ派遣 日々の記録

先日から、配属先であるFUNDAL全体に向けて、在外研修の伝達講義を実施していました。
本当は全校の人を一同に集めて行いたかったのだけど、交通費等の事情で却下。
各校に私が出向くことになりました。
それでもぱっぱと予定を決めてくれて、セッティング等をしてくれてありがたい限り。

手応えとしては、、、配属先はグアテマラ国内では比較的進んだ特別支援学校だと思っているし、知識等も割ともっているけれど、
やっぱり何故そのような行動をとるのか?
改善するためには何が必要なのか?
を考える習慣はほとんどないように思えた。

ICFの評価を通じて、もともと職員たちがもっている知識や経験が存分に活かせるようになるな!!というのが感想。


しかし、良くも悪くも配属先はめちゃくちゃシステマチックかつトップダウン。
どんなに同僚が良い!と感じても、配属自体のシステムが変わらなければ。。。

というわけで、本部の人たちに直接掛け合える機会、本校における伝達講義が大チャンスだったわけです。

私の配属先、シェラにある支部校と講義が終わり、ある程度の経験をもって臨んだ本校での講義当日!!

数日前からお腹を猛烈に壊し、ほぼ何も食べていない状態で臨んだ。


さて蓋を開けてみれば。。。
1時間の大幅遅刻、上層部の人たちは連絡なく不参加。。。
といった私にとっては辛い結果となりました。
体にムチ打ってわざわざ首都まで行ったのに。。。と日本に帰りたくなるくらい落ち込みました。


講義が終わってからもしばらくメソメソしていました。

「どうせ私なんて所詮ボランティアだったわ。向こうには私の話なんてそれくらいのもんなんだ。諦めよう」

そんな風に感じていました。


私たちボランティアには、色んなことを強制する力はありません。
配属先に資金提供をしているわけでもない、一個人のボランティアですから。

傷つかないためには、諦めた方が早いし楽です。あと3ヶ月だし。任地の子ども達にできることをすればいいやと。

でも、人生は自分で選ぶことが出来る。
最後まで諦めずに、次の一手を考え続けることは、私にも出来る。
例え帰国までに叶わなくても、例え向こうが私の話を聞いた上で変わらなくても、
それでも私に出来ることは、私が諦めない限りは出来る。

ので、まだ諦めていません。
だいぶしつこいと思われてそうだけど、でもそれが私の選択。

子どもたちのために、きっとなると確信があるから。


あと3ヶ月。