まずはじめに教えていただいたのは数字の読み方でした。
まる とか ふた とかね。
次に銘柄名を覚えること。
情報端末の表示が漢字で三文字、半角カタカナで7文字に限られていて、
「村田製」 までしか出てこないんです。
それを「村田製作所」とちゃんと読めるように。
当時はお聞きの方が区別できるように
東証株価は男声で、大証の値段は女声と決まっていたので、
私達の担当は大阪です。
ただでさえソニーやトヨタしか知らない世間知らずが、大証銘柄。
例えば、「三星ベ」 って正式名称はなんでしょう。
私のブログにおいでいただいてる方はご存知なのかな。
私の後輩で さんせいベルベット と読んだ強者がいましたが、
正解は 三ツ星ベルト=みつぼしベルト。
伝動ベルトの会社です。
「薬」 だけ書いてあって 薬品なのか製薬なのか迷いました。、
機械なのか機工だったかとか。
さらに難しかったのはジャスダック、当時の店頭株式市場で、
キヤノンの子供会社とかがいっぱいいて
キヤノンMとかいくつも出てきてました。あの頃は。
区別つかないよー。
そんな風にして1週間くらいで株価読みデビュー。
いいのかな、こんなにすぐに電波に乗っちゃって、と思っていました。
銘柄を間違えずに読むことで精一杯。
時間内に収めるので必死。
そんなでしたから、数字の意味は全くわかっていませんでした。
商品の係、株価読み当番、その次はニュース番でした。