シンガポールの住まい探し | 1.シンガポールの物件の種類について (HDB/コンドミニアム) | シンガポール日記

シンガポール日記

シンガポール赴任後、狭い部屋で嫁ちゃんと二人暮らし。
嫁ちゃんと、シンガポール情報と、ときどきゲーム。

シンガポールに赴任が決まったら、まずは家を決めなければなりません。

うちの会社の場合、会社が不動産業者を斡旋してくれることもなく、家賃補助がゼロなので高いところに住むわけにもいかず、という状態でした。
というわけで、日本の引っ越しと同じように、シンガポールで住まい探しをする必要がありました。

シンガポールで家探しをする方法などについての情報をご提供しますサーチ


■(1) シンガポールの物件の種類について (HDB/コンドミニアム)
■(2) シンガポールの部屋の種類について (シェア/ユニット/スタジオ)
■(3) シンガポールの物件の探し方について (オーナー/エージェント)
■(4) シンガポールの物件の契約について (賃料/手数料/期間)


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■シンガポールの物件の種類について

シンガポールの物件は3種類あります。
・一軒家  (→選択肢から外れると思いますのでとりあえず無視します)
・コンドミニアム (コンド、と略します)
・HDB

HDBとは、いわゆる「市営アパート」みたいなものです。シンガポールは国が小さいので、国営ですが。それに対し、コンドは、日本で言う「高級マンション」のようなもの。

普通のコンドは、塀がついていて、プールがついていて、ジムがついていて、管理人が管理棟に勤務していて、バーベキューピットがついています。外見もものすごく綺麗です。
※違うものも多数あると思いますが、とりあえずそう思っていていいと思います

が、中はというと… そんなに期待しない方がいいと思います。
床が大理石だったりはしますが、シャワーとかがボロボロだったり、あまり良くない印象です。
とりあえず外観を良くしようとするのは、チャイナの血なのでしょうか…

日本人のいう「キレイな家」に住みたかったら、エージェントに「バスルームがきれいな部屋」とリクエストすべきでしょう。

対し、HDBにはプールはありません。1階部分に、スーパーやホーカー(食事できるところ)があったりするところが多いです。また、物干し竿がそこら中から飛び出ているのも印象的です。

他のブログなどでは、HDBは汚い、ゴキブリが出る、中国人の巣窟、日本人なら普通コンドでしょ、みたいに書いてあるものもあるのですが、2014年5月現在の自分の感覚から言うと「場所による」ですね。
HDBでも、築浅の物件はとても綺麗です。プールは無いですけど。
コンドでも、汚い物件はとても汚いです。外見はいいんですけどね。

HDBのほうがコンドよりも安いです。と言っても、差はそこまで無いです。
立地や設備、階数、築年数などに大きく影響される印象です。

なお、自分の感覚では、日本に比べて、「広い部屋」を重視するような気がします。
日当たりが悪く、階層も高くなくても、広い部屋だと価格が高い気がする。


ちなみに、自分はシンガに来る前は、「HDBにはシンガポール人しか住めないらしい」という噂を聞いていたのですが、誤りでした。全然住めます。ただ、HDBの部屋を「購入できる」つまり、オーナーになれるのは、シンガポール人またはPR(永住権)保持者になる模様。


このブログでは、HDB/コンドミニアム 関係なしに、一人暮らし~夫婦暮らし用の家を探す方法について扱います。


次回は
■(2) シンガポールの部屋の種類について (シェア/ユニット/スタジオ)
です。お楽しみに。