CS放送ファミリー劇場で「天知茂 江戸川乱歩美女シリーズ」を見る・・・の巻1/11 | 乾パンのブログ

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正月休みが12連休でこれだけ休んでしまうと仕事する気無くなりますねにひひ

しっかも新年早々、様々なトラブルが生じて疲れましたあせる

 

冬至が過ぎ少しずつ昼の時間が長くなりつつありますが・・・

でも朝の夜明けが最も遅いのは1月6日なんだだそうですね。

 

ってなわけでようやく夜明けが徐々に早くなっています。

これから春分に向けて徐々に春になっていく訳で楽しみですね音譜

 

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毎月第1日曜日はスカパー!衛星放送の無料開放日ですグッド!

(全ての放送が無料ではありませんが・・・)

 

まぁ私が宝塚ファンに成ってタカラヅカ・スカイ・ステージに加入しなければ

CS放送など見ることもなかったと思われますが。

 

で・・・CS放送ファミリー劇場で「天知茂 江戸川乱歩美女シリーズ」やってたんで録画テレビ

これ見たかったんですよねクラッカー

 

1970年代後半~1980年代前半にかけてテレビ朝日の「土曜ワイド劇場」で放送。

小さかった私はワクワクしながら見ていました。

 

土曜日夜9時からのゴールデンタイムの2時間ドラマ。

当時は放送倫理規定が緩くてゴールデンタイムでも女性の裸(乳房)が見られた時代。

中坊だった私にとってはねぇ・・・お察し下さいガーン

 

ってな訳で現在では地上波はおろか、

無料BS放送でも「天知茂 江戸川乱歩美女シリーズ」の再放送は不可能ですしょぼん 

 

 

今回は「浴室の美女」

この天知茂明智小五郎版シリーズでは2作目ですか。

1978年(昭和五十三年)放送。

 

 

上矢印当時は地上波TVでも女性のスッポンポンが拝めた時代なんですよね汗

「魔術師」は江戸川乱歩原作の明智小五郎モノ通俗推理小説第二弾。

 

そもそも「D坂の殺人事件」でデビューした名探偵明智小五郎。

当初の明智はモジャモジャ頭にヨレヨレ兵児帯和装の高等遊民。

 

当時はインテリ青年向けの雑誌「新青年」に作品を発表していた乱歩ですが

やはり読者層は限られ生活は苦しかったそう。

 

妻子を抱えて生活に窮した乱歩が乾坤一擲の思いで明智小五郎をスタイリッシュで

スマートな都会的名探偵として設定変更して大衆紙に連載開始。

 

それが大受けして一躍乱歩は推理小説(当時は探偵小説)界の寵児へと持て囃されたと。

(でもその内容は当時の風潮でエログロ風潮が濃厚でしたが・・・)

 

「魔術師」は明智通俗モノとすれば「蜘蛛男」に続く第二弾。

犯人が判明して大団円と思いきや・・・真の真犯人!?が、という波瀾万丈な展開。

なかなか良く出来た推理小説で(トリックは無理があるものの)なかなか面白いラブラブ

 

 

明智小五郎は天知茂さん。

眉間に皺を寄せ、ニヒルでダンディーなんだよなぁ音譜

私が思う明智小五郎像とはちょっと違いますが、

このドラマシリーズではあて書きバッチシパー

当時、47歳。

 

 

玉村妙子役は夏樹陽子さん。

グラマーでゴージャスな女優さんですねぇ

当時、25歳。

 

 

奥村綾子役は高橋洋子さん。

若ぇ~・・・と思ったけど、高橋恵子さんと間違えたあせる

当時、25歳。

そもそも原作ではこのキャラが文代なんですけどね。

 

 

明智探偵事務所の助手、文代役は五十嵐めぐみさん。

ボーイッシュで小林芳雄少年的な役割なんですな。

当時、23歳。

この役があるからこのTVでは原作の文代を綾子に改名したんですな。

 

 

志垣太郎さんは顔がクドいなぁにひひ

一見怪しいけど・・・実は犯人ではない的キャラですねクラッカー

宝塚ファン的には日テレアニメ「ベルばら」でアンドレだった方。

最近、お亡くなりになりましたなしょぼん

 

 

波越警部役は荒井注さん。

荒井さんのキャラにピッタシの役でした。

当時(1978年)にはザ・ドリフターズを脱退して俳優オンリーでしたな。

 

 

んで・・・西村晃さん。

昭和の名優のお一人でしたなぁ

 

 

こんな役もやってたんですねぇべーっだ!

如何にも怪しい見た目ですが実際に怪しい役でしたなラブラブ!

 

西村さんは元海軍少尉。

特攻隊員として待機中に終戦となり九死に一生を得た方でした。

 

 

井上梅次監督は新東宝出身。

監督の作風が通俗的でエログロ感一杯なのはそういうことなんですねパー

だからこそこの乱歩シリーズとは親近感一杯というわけです。

井上監督の奥様が宝塚娘役OGで名女優であった月丘夢路さんとは知らなんだチョキ

 

 

ダンディーな紳士と美女。

昭和の香りですねぇラブラブ

 

 

井上梅次監督は有名女優さんを「脱がす」のが巧みだったとかショック!

胸がバッチシ拝めるシーンもありますが、弊ブログでは割愛汗

 

 

こんなヘンテココートも天知さんだと似合うなぁクラッカー

 

これは上野駅中央改札口外側でロケしたんですね。

今でもほぼ風景は同じです。

 

上写真の下矢印印ですが・・・

当時の上野駅中央改札口上には、信越本線・上越線・東北本線・常磐線の

長距離列車の木札が並んでたんだよなぁ

まだ東北新幹線が無かった頃ですが懐かしいなぁラブラブ

 

 

このシリーズでは天知茂(明智小五郎)の変装も見どころでしたなドキドキ

まだ第2作目なので本性を露わにするシーンも温和し目得意げ

 

 

この女優さんが25歳とは・・・ゴージャスですねぇベル

正に昭和の香り一杯であります。

昭和時代のドラマをを見る醍醐味でありますビックリマーク

 

 

ラストは仮釈放された奥村綾子(原作では奥村文代)を出迎えるシーンで終わり。

 

原作ではその後の文代は明智探偵事務所で探偵助手となり

やがて明智夫人となる未来が待っています。

女っ気が無かった明智小五郎の恋愛モノというのも当時ではウケたようです。

 

文代は次作の「人間豹」では活躍するモノの、その後は「病気で療養中」として

語られるのみで登場せずにやがて忘れ去られる運命にありますしょぼん

 

江戸川乱歩は明智小五郎と小林少年の師弟関係を越えるような親密さ、

「孤島の鬼」での蓑浦と諸戸の関係など、

男同士の「特殊」な関係を描くのは巧みですが、

逆に男女間の関係を描くのはそれほどでも・・・とのこと。