「月組公演『1789-バスティーユの恋人たち-』主な配役と役替わりについて」について | 乾パンのブログ

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今日、宝塚歌劇団公式サイトで発表された月組本公演「1789」の主な配役と役替わりですが・・・

結構驚きましたね\(゜□゜)/


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2015/01/16
月組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』主な配役と役替わりについて

月組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』[宝塚大劇場:4月24日~6月1日、東京宝塚劇場:6月19日~7月26日]の主な配役と役替わり期間が決定いたしましたので、お知らせいたします。

◆主な配役
ロナン・マズリエ(官憲に父親を銃殺された青年):龍真咲
マリー・アントワネット(フランス王妃):愛希れいか
カミーユ・デムーラン(革命家でジャーナリスト、ロナンの友人):凪七瑠海
シャルル・アルトワ(ルイ16世の弟):美弥るりか
マクシミリアン・ロべスピエール(第三身分出身の若い議員):珠城りょう
オランプ・デュ・ピュジェ(王太子の養育係、ロナンの恋人):早乙女わかば、海乃美月
ソレーヌ・マズリエ(ロナンの妹):花陽みら、晴音アキ
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン(スウェーデンの将校、王妃の愛人):暁千星
ラザール・ペイロール(貴族将校):星条海斗
ジョルジュ・ジャック・ダントン(弁護士、カミーユ・デムーランの友人):沙央 くらま
ルイ16世(フランス国王):美城れん

◆役替りする配役
A.オランプ・デュ・ピュジェ = 海乃美月  ソレーヌ・マズリエ = 晴音アキ
B.オランプ・デュ・ピュジェ = 早乙女わかば  ソレーヌ・マズリエ = 花陽みら
C.オランプ・デュ・ピュジェ = 海乃美月  ソレーヌ・マズリエ = 花陽みら
D.オランプ・デュ・ピュジェ = 早乙女わかば  ソレーヌ・マズリエ = 晴音アキ

◆役替り日程
<宝塚大劇場公演>
(1)4/24(金)~4/27(月)、5/14(木)~5/17(日) 上記 A 配役
(2)4/28(火)~5/ 2 (土)、5/28(木)~6/ 1 (月) 上記 B 配役
(3)5/ 3 (日)~5/ 6 (水)、5/18(月)~5/22(金) 上記 C 配役
(4)5/ 8 (金)~5/12(火)、5/23(土)~5/26(火) 上記 D 配役

<東京宝塚劇場公演>
(1)6/19(金)~6/24(水)、7/11(土)~7/14(火) 上記 A 配役
(2)6/25(木)~6/28(日)、7/23(木)~7/26(日) 上記 B 配役
(3)6/30(火)~7/ 5 (日)、7/15(水)~7/18(土) 上記 C 配役
(4)7/ 7 (火)~7/10(金)、7/19(日)~7/22(水) 上記 D 配役

[解 説]
 1789年、フランス国内では、革命への気運が高まっていた。農民出身の革命家ロナンと王妃マリー・アントワネットの子供たちの家庭教師であるオランプは恋に落ちるが、革命に向かう動乱の中で、引き裂かれてしまう。
 そんな二人が、新たな時代の幕開けとなった1789年7月14日、バスティーユ襲撃の日に、運命の再会を果たすことになる…。

 本作品は、2012年にフランス・パリの「パレ・デ・スポール」で初演され、絶賛を博し、以降、フランス国内で度々上演されてきたヒット作です。日本では宝塚歌劇が、小池修一郎潤色・演出による宝塚バージョンとして初上演いたします。フランス革命に散ったラブストーリーを、ポップな現代感覚で描くフレンチ・ロック・ミュージカルとしてお届けいたします。また、この作品は第101期初舞台生のお披露目公演となります。


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本公演での娘役の役替わりは初めて見たぞ叫び

しかも月組トップ娘役であるちゃぴ(愛希れいか)がマリー・アントワネットで、

主人公ロナンの恋人オランプ(=ヒロイン格)が、海乃美月と早乙女わかばのWキャスト!?

更にみく(花陽みら)と晴音という中堅娘役のWキャストはどういうことなんだろうか( ̄□ ̄;)!!


暫く考えてから思い当たりましたが、小池先生の作品には主人公とこれに対立する人物(勢力)との

せめぎ合いを軸に描くことが時々ありますよねはてなマーク


銀河英雄伝説のヤン・ウェンリー(連邦軍)、スカーレットピンパーネルのショーヴラン(フランス革命政府)とか。

共に印象に残る良い(美味しい)役です。


現在の月組は正規の2番手男役が不在の組(凪七と美弥のW2番目)

想像するに・・・ちゃぴを月組の2番手に据えて、革命勢力とアンシャンレジームの対比を

明確的に表現しようとしているのではないか!?と勝手に推測します。


でも「ヒロイン」を2番手娘役格のWキャストにするとは、かなり大胆な配役ですね。



やっぱり宝塚歌劇の演出にはかなりの「お約束事」があるのです。

本公演ともなると、尚更です。


男役や娘役の「番手」を守って演出することもその約束事の一つですが、

その「掟」を反することはなかなかできません。

今回の配役は小池先生的意向が含まれていると察します。


「演出家の個人的嗜好によって組のヒエラルヒーを無視」とも受け取れるわけですが、

どこまでが許容されるかは明確ではありません。


いろいろな娘役さんの頑張っている姿を観たいビックリマークというのが私の基本的原則ですが、

でもやっぱりトップ娘役にはトップ娘役らしい活躍していなければ意味ありません。


この公演は配役が変則的ですが、それぞれの娘役がそれぞれの立場で頑張って欲しいと

心から願っております。



P.S.

それにWキャストのメンツですが、役が一つしかありません。

これは半分休演というわけではなくて、他の時は別のモブ役はてなマークでアルバイトしているのだろうかかにひひ