日刊スポーツの記事 からの抜粋・・・
「映画「トラック野郎」「仁義なき戦い」シリーズなどに出演した元俳優の菅原文太さんが28日午前3時、転移性肝がんによる肝不全のため死去していたことが1日、分かった。30日に福岡・太宰府天満宮で家族葬が行われた。」
先日の高倉健さんに続いて、文太さんもかぁ(ノ_・。)
ご冥福をお祈り致しますm(_ _ )m
もちろん仕方がないとは言え、
昭和は遠くなりにけり・・・と感じてしまいます。
イヤ・・・2年前に役者業を「引退」されて公の場から去っていかれた時から気にはなっていたのです。
高倉健さんの訃報を聞いた時に、文太さんはどうしているのかなぁ・・・ってね。
ちょっとした「予感」はあったのですがこういうことをブログで語るのは失礼に値するし、
なかなか書き込めないものです
実際に「全盛期」の文太さんのお姿を見た記憶はないのですが、
映画「仁義なき戦い」や「トラック野郎」シリーズはビデオで観まして、今では大好きです
健さんに比べると「アクが強い」感じの役者さんで、晩年での主演級の作品は少なかった気がします。
そのおかげで、今でも文太さんのイメージは壮年期のギラギラしたイメージしか思い浮かばないもんね。
やっぱり、イメージとすれば、「仁義なき戦い」の老獪な親分に翻弄される筋の通ったヤクザ役なんだよなぁ
そのイメージが強すぎて、ちょっと使いづらい役者さんだったのではないかなとも感じてしまいます。
今見返すと70年代テイストの映画は面白いのです。
いわゆる「バブル時代」前の、何でもありありの実験的作品が多かった気がしますね。
「昔は良かった」とは言いたくはないんだけどねぇ・・・
「仁義なき戦い」の主要メンツも、公開から40年を経てもう演技を観ることができない役者さんが増えています。
田中邦衛さんはもう役者を引退されたのかねぇ・・・
松方弘樹さんとか、梅宮辰夫さんとか、志賀勝さんとか、加藤武さんとか、小林旭さんとか・・・etc
まだまだ頑張って欲しいなぁ
P.S.
菅原文太さんと言えば、日本大学アメリカンフットボール部監督だった篠竹幹夫さん役を演じた
映画「マイフェニックス」を思い出します(もう誰も覚えていないだろうなぁ)。
冨田靖子さんが狂言廻し役だったように思い出します。
ノンフィクションタッチのフィクションで不思議な映画でした。
映画のクライマックスを甲子園ボウルで日大が勝利する場面で締めるはずが、肝心の日大が敗れてしまって
(対戦相手はQB東海さんがいた京都大学だったかなあの頃の京大はバケモノ級に強かった。)
その翌年の甲子園ボウルで日大が勝つ場面を撮り直して、1年遅れで映画公開。
でも世間的にほとんど話題にならずに終わってしまった不幸な映画でしたわ