今日は明治神宮野球場まで東東京予選準決勝を観に行きました
これが今季最後の高校野球観戦になるのかな?
夏の甲子園を観に、大阪まで遠征したいのですが、実際に行くのは大変ですからねぇ
第1試合 二松学舎大学付属高校9-2成立学園高校(8回コールド)
成立は左腕木寺投手を中心とする守りのチーム。
東京の強豪私立のわりには、ちょっと風変わりな体制ですね。
この試合の結果論的ターニングポイントは、2回表二松学舎の攻撃でした。
無死満塁から2連続三振しての、二死満塁。
よく「無死満塁からは得点できない」という格言があるのですが、
ここで木寺投手が抑えていれば試合展開は大きく変わっていたかもしれません。
しかし二松学舎9番打者#4が左中間に走者一掃二塁打をかっ飛ばして一気に流れを引き寄せまして・・・
その後はつるべ打ちで一挙に7点というビックイニングを築くのに成功
成立学園的チームプランは「木寺投手と心中」というわけで投手交代はなし。
その後、両チームは2点ずつ取り合いますが、この2回で実質的にこの試合は終わってしまいました。
木寺投手は牽制も非常に巧みでして、の場面では見事に一塁走者をタッチアウトです
かなりの好投手だし、(プロに行くほどではないので)大学に進学すればかなり活躍できるんじゃないか
二松学舎のたたみかけるバッティングも見事でしたが・・・
そう言えば6回裏成立の攻撃。
二死1・3塁からの単打で1塁走者は3塁に進塁しますが、2塁踏み忘れとの二松学舎アピールプレーにより
タッチアウト・・・
二松学舎内野陣も2塁球審も、よく見てたねぇ\(゜□゜)/
たった一打(一手)で大きく展開が変わってしまうということで、野球は将棋と似たスポーツだと私は感じます。
今日は屋根が付いている2階席での観戦
ただ、気温自体は35℃を超えているわけで、日陰でも暑いものは暑い
第2試合 帝京高校12-4関東第一高校
共に甲子園ではお馴染みの高校です
1回表、帝京1番打者#5がいきなり右翼前にクリーンヒット
これがショックだったんでしょうか
関東一先発#1羽毛田投手ですが、ストライクが全く入らず四球連発の上に、
三塁に走者がいる状況で暴投を繰り返すという最悪の展開
帝京は初回に3点取りますが、これが効きました。
積極的なバッティングで試合の流れを引き寄せ続けます。
帝京先発#1鈴木投手も、大型右腕で真っ向から投げ降ろす直球の威力抜群
変化球の切れ味もあって、打たれてもなかなか連打は続かないんですねぇ
こんな感じで、まぁ快勝でした。
関東一は1番打者#8オコエ選手のアスリート振りに驚きました。
いわゆる留学生の生徒さんなのですが、身体能力が日本人の高校生とは比較になりません。
彼が打席に立つと、球場全体が異様な雰囲気に盛り上がるので、
帝京#1鈴木投手的にはやりにくかったでしょうな
これで東東京の決勝は帝京VS二松学舎大付属となりました。
二松学舎的には先制して早く試合の流れを掴まないと、厳しい展開になりそうな予感。