昨日は午後から慶応大学日吉キャンパスにあるアメリカンフットボール専用グランドまで、
高校アメフト春季大会神奈川県予選を観に行きました
大田区久が原から見て日吉って遠いイメージがあったのですが、
多摩川に架かるガス橋を越えて平間で南部線を渡ればもう直ぐ日吉
意外と近かったですね・・・
日吉駅からは遠い・・・
如何にもな、下末吉面の急坂の上に築かれた立派な人工芝グランド
岬状に飛び出した台地で、間違いなく弥生時代の高地性集落(じゃなくて古墳でした)や戦国時代の砦があったと思いますね。
それにしてもここは慶応大学アメフト部のグランドなのかな
いや、ゴールエリアの奥行きが5ヤードしかないので、これでは(本当は)公式戦は出来ない・・・
今回は両側5ヤードをゴールエリアとして使って、実質90ヤードの「ローカルルール」での試合でした。
もう10mほどグランドを延長すべきなのでしょうけど、もちろんそれは出来ない制約があるんでしょうね
第2試合 県立横浜南陵高校21-0横浜創学館高校(Bブロック)
2Q途中でグランドに到着して見始めましたが・・・
南陵は部員20人弱、創学館は13人という小規模チーム同士の対戦。
南陵#1、創学館#12の両QBが頑張っていました
Bブロックは4校だから、各チームは3戦ずつ行いますが・・・
トーナメントだったら1回勝てるかどうかのチームでは、シーズンに3戦できて嬉しいだろうなぁ
第3試合 県立横浜栄高校32-7県立鎌倉高校(Bブロック)
部員30人以上の鎌倉高校VS20人弱の栄高校。
ツープラトンVSリャンメンチームの対戦ですから、圧倒的に鎌倉有利だと思ったのですが・・・
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やっぱ、栄RB#44が凄すぎる
1Qオフェンス最初の攻撃で、いきなりプロIからのFBダイブでロングゲインTD
とにかくタックルをかわすのが巧い上に当たりも強い。
タックルされながらヌルヌルとディフェンスラインを抜け、オープンフィールドに出ると無茶苦茶早いので、
DBではなかなか捕まえられない。
I体型のエースRBってTBに持ってくるのがセオリーなのですが、TBがスクリメージを越えるまで
OLが持たないというチームプランなんでしょうねぇ
QBからボールをギブされた時には、既にDLやMLBが目の前にいるわけですが、
そこからロングゲインを奪うわけですから、とんでもないアスリートですね、彼はヽ(゚◇゚ )ノ
怪我にも強そうだし・・・きっと大学でも活躍するだろうなぁ・・・と思える逸材です
鎌倉も典型的なプロIでしたが、栄の積極的なブリッツディフェンスにしてやられた感あり。
後半からパス重視となりますが、鎌倉QB#4はボールのスパイラルが綺麗でなかなか洗練されていました。
彼も強豪大学からスカウトされそうな感じかな
しかしラインの体格は鎌倉高校の方が大きいのですが、それでも栄高校に圧倒されてしまう。
なかなか面白いスポーツですね
栄高校はエースRBを中心に、少ない資源(選手)で最大限の効果を発揮させようとやりくりする
小規模チームのお手本のような戦い振りだと感じました