今朝の日刊スポーツ東京版のレジャー面、
「プレシャス!宝塚」はえりたん(壮一帆)の特集でした。
彼女の花組公演「ファントム」に対する心意気を語っています。
見出しは「壮一帆は逃げない」・・・
『壮一帆は、物語のキーパーソンとなる難役に挑む。
前支配人のキャリエール役は、これまで経験したことのない役柄。
中学、高校と剣道部に所属していた剣士は、
「真っ正面からぶつかっていく」。
信念は、逃げないこと。
竹のようにまっすぐ、大好きな舞台へと向かう。』
とのこと。
私が宝塚歌劇を熱心に見始めたのは、
チャーリー(匠ひびき)からオサさん(春野寿美礼)の花組で、
あの時代の花組が私の理想とする宝塚歌劇でした。
その時代の花組の一翼を支えていた蘭寿とむが花組に返り咲いて
トップになるのは嬉しいことなんです。
でも、蘭寿さんの同期である壮さんが微妙な立場になってしまったのは、
残念でならない。
こんなはずじゃぁなかったというか
壮さんはノーブルな役でもヒールな役でも器用にこなす人ですが、
反面、分かり易過ぎる役者で面白みに欠けるなぁというのが私の印象です。
(淡白すぎて、濃さというか毒がないというか・・・)
だからといって同期の下で2番手ってどういうつもりという思いも強いです。
最近、チャンスを1回逃したらお終いという人事が続いていますが、
苦労しながら、挫折を味わいながら、トップを極める人も見たいです
(あすかさんもとうこさんもそんな人だったなってね・・・)
『私の信念は、逃げないこと。
たとえ歩みが遅くなっても、絶対に時間をかけて克服してゆく。
その期間が長かったり、すごくつらかったりもするんだけど、
絶対に希望はあると信じている。
基本的にすごく楽観的なんです。
これだけ今、苦しんだら、この先すごくいいことが待っているだろうなって。
あははは。』
えりたんには一筋縄ではいかないジェンヌ人生を歩んで欲しいと
心から願っています