認知症をあきらめない 

認知症をあきらめない 

認知症に勝つブログ~少しでも良くなるために今やるべきこと~
奇跡を信じて治すための記録

2010年に異変を感じ、2011年2月に病院でADの診断を受けた。
進行を遅らせるために家庭で取り組んでいることや
現在の症状を覚書としてブログ再開。

病院を転院したこと。医師と衝突したこと。
病院選びで重視した事なども記録。

今のところ、自立しており、急激な進行はない。
今やっていることの効果が出ているのかもしれない。

認知症にいいと言われるものはなんでも試したい。
でもお金がありませんね・・。


福祉・介護 ブログランキングへ

にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ にほんブログ村
にほんブログ村 介護ブログ 在宅介護へ にほんブログ村
Amebaでブログを始めよう!
夕方、衝撃的な事実がわかった。ショック。

父のお祝いに旅行に行くことになっていた。
お祝いなので私達だけではと思い
本当は一生会いたくなかったが別家族も一緒に行く事になった。

両親にしてみれば滅多に会えない孫がいれば喜ぶだろう。
そう思ったから我慢することにした。

でも、孫達が来ることは内緒にしておいた。
父を驚かせようと思って、今までひたすら黙って計画してきた。
母にも絶対言わないように毎日のように言って来た。

なのになぜか!父は孫達が来るのを知っていた。
しかもずっと前から。先月から知っていたようだった。

なんでよ?なんで知ってるの?いつから?

私が静かにパニックになったら父は困った顔をして向こうへ行ってしまった。

私は一切話してないんだから、父に話した犯人は母!
でも・・母に聞いても「言ってない。知らない。覚えてない」
しまいには怒り出してそれなら行かない!とか言い出す。

あーあ。なんだよ、もう。

そういえば、今思い返すと確かにちょっと変だったよ。
私から父に話すから、とちゃんと言ったのに、母は勝手に喋ってしまったんだ。
私に電話をかけてきて
母「旅行はどこ行くんだっけ?」
私は「〇〇だよ」
母「お父さん~!〇〇だって!」
私「ちょっと!なんで喋っちゃうの?私から言うって言ったでしょ?」
母「ええ?そうだっけ?いいじゃない?じゃあ切るよ」
と言う日があった。
今思えば、母はあの日、すっかり忘れていたのだ。
父に内緒にしておくことを。

そして、父に話したこともどうやら覚えていないのだ。

仕方ないよね、認知症なんだもの。
私は普段、母の病気を忘れてしまうのだ。
覚えていることもたくさんあるから、つい昔の母と混同してしまう。

翌日、父は私の顔を見てもなんにも言わなかった。
いつもなら旅行行くんだ?楽しみだな、なんて言うはずなのに
言わないからなんとなくおかしいとは感じてた。
その後もずっーと旅行の話をしないからなんとなくおかしいと思ってた。
父は知ってたんだ。孫達が来るのを。

なんだよもう、じゃあ、今まで父に一ヶ月間内緒にしようとしてた
私と母はばかみたいじゃないか。

っていうか、母よ!今まで父とどんな会話してたの?
父とは孫達が来る話はしてたと思うけど?
父に話したことがばれないように、私には内緒にしてたのか?
たぶんそうだろう。でもそのことすらも、母は忘れているのかもしれない。

母はけっこう覚えていることもある。何もかも忘れたわけではない。
だからなにがなんだかわからない。

なんでサプライズをべらべら喋っちゃうの!と苛々したけど
怒っちゃいけない。怒っちゃいけない。


母は病気なんだから

だけど旅行前半のいろんな計画を練り直しだ。