こんな事があんねんなー！
たいがいの事ではビックリせーへんと思てたけど
昨日はさすがにビックリしたわ
今日はちょっと長なるでー
昨日は前から
荒尾から ちょっと遠回りして 宮崎の高千穂に行って熊本空港から帰る予定にしておった
大人3人 朝8時に荒尾を出て
10時には 神の里 高千穂に着いたとさ
まずは高千穂神社にお詣り
この段階で 高千穂渓谷の手漕ぎボートは 1時間待ちだと言う
前日なんか 最高3時間待ちだったと聞いて
とにもかくにも循環バスに飛び乗って 渓谷に降りてボート乗り場で名前を記した 1時間半待ちやった
待っている間 再びバスで車のところまでもどってー
天岩戸神社へ
そしてさらにその奥
天照大神が 岩戸に隠れはって 天地が暗黒になってー ありとあらゆる神様が集まって「エライこっちゃがな！どないして天照大神 岩戸から出すぅ～？」というミーティングが行われたという
天安河原へ
願い事をまとった石が一面に積まれている景色は圧巻！
空気もヒンヤリしていて
霊験あらたかなる というカンジ？
そしてまた渓谷に戻ると 丁度ボートの時間よ
ボートに乗るなんて何年ぶりかなぁー
ヨイショ！と乗り込んだ3人
僕はセンターで オールで漕ぐ役よ
真名井の滝まで近づいてー
写したのがこの写真よ
まさかこのあと あんな事になるなんてー
滝を横手に見て ボートはユラユラ上流へ
20艘ほどが行き来しているため 時々ボート同士がぶつかったり 岩に ゴン！と当たったりもするが それもまた楽し
前方に座っていた同乗者が
「あー！ぶつかるー！」と言って 岩盤に ゴン！とボートが当たって
僕が振り向いた瞬間
ヨロヨロとバランスが崩れて
お舟が クルリン！
水面に投げ出された3人
♪ ボートボートボート
ボートボートボート
ボート てんぷ～くぅ～
なんて唄ってる場合じゃない！
アップアップアップアップ！
プチパニックになりながらも
足場の岩場を見つけて3人はなんとか そこに立ち
臨時避難
2人のカバンは びしょ濡れなったけど なんとか手元に
あと一人のカバンと 一眼レフの高級デジカメは
あーーーーーーー！
ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク・・・
車のキーも クレジットカードも
ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク
沈む沈む！
その悲劇の人とは！
博多から車を運転して新婚の息子夫妻と荒尾に遊び来て
この日も一緒に 高千穂巡り をしていたー
なんこつ母ちゃんなのだー
悲劇のなんこつ母ちゃんのカバンとデジカメを10メートルはあるという川底に残したまんま
我々3人はモーターボートで救助されたのであった
全身ずぶ濡れ3人組
車に衣装は乗せたまま
ところが車のキーは はるか高千穂の川底に！
緊急出動は 博多に居た なんこつ父ちゃん！
スペアキーを持って一路高千穂へ！片道2時間半！
僕と同行者は ひとまず熊本の天國本店に避難させてもらう為 タクシーで熊本に向かう方向
着替えがないので 近くのおみやげ物屋でＴシャツとタオルを買おうと思ったら
全部が全部 東国原知事のイラスト入りやぁ～
しかも 知事 Vサイン
タオル広げたら
「どげんかせんといかん！」
今の我々を どげんかしてよ！
高千穂の商店街で ジャージとパンツを買って 履き替えてー
2時間かけて 熊本へ
高千穂の水をたらふく吸ったケータイは
当然 無口
熊本のDoCoMoショップに駆け込んで
機種交換で急場しのぎ
掛かってくるのは受けられるけれど
アタマのメモリーに登録されているのは 事務所と実家の番号のみ
いろいろやって データは今日 なんとか移行に成功あーヤレヤレ
高千穂でなんこつ父ちゃん 母ちゃんは 晴れて合流
2台の車 連なって 熊本天國まで荷物を届けてくれた
ケガもなく こんなことあるん？という珍妙な体験
唯一気がかりの なんこつ母ちゃんのカバンと高級デジカメは
今朝 特別オーダーしたスキューバダイバーによって 引き上げられたと 連絡があって
よかったよー！
そんな理由で ブログの更新ままならなかったのさ
そして晴れて 写真データも移行して まさか転覆直前の写真をアップ出来るとは！
昨日の今日やで！
それにしても なんで転覆したんやろ？
はしゃいだ訳でもなく
暴れた訳でもない
見事瞬時に クルンッ！とひっくり返った
ボート乗り場の人に
「よくひっくり返るんですか？」と聞いてみたら
いや めったにないよー
何年もない事もあるけど
今日は2回目よ
どういう事なん？高千穂の神さーん！
パンフレットを見たら
ここの水神さんは
「ひょうすぼどん」と呼ばれる かっぱ やねんて
かっぱがひっくり返しと思えば 合点がいくで
いずれにしても お金では買えない 不思議な体験をして
帰ってきたわけさ！
そんなデビュー25周年記念日やった
全身清められて
まだまだはしるでー！
水没したのが
神様が最初に降りてきはったといわれる
高千穂やとは 思わへんかったやろー
(^^ゞ
シマイ！