あの未曾有の大震災から、2ヵ月半が過ぎました。


5月24日は、昭和35年に起きたチリ地震津波の記念日で、

いつもの年なら、賑やかに避難訓練をしたり、

厳かに黙祷をしたりするのですが、

今年は、話題にすらならなかったように思います。

いえいえ、

話題にはなったのでしょうが、

今回の震災に比較する対象になってしまったのかもしれません。


『時間薬』と言う言葉がありますが、

今回の被害に関しても、それは有効なようで、

被災地にも段々と笑顔が見られるようになって来ています。


それは良いのですが・・・


その時間の経過と共に、

被災者の元にこれまで届けられていた支援物資などが

確実に減っています。


もちろん、いつまでも援助が続くわけは無いのです。


でも、被災者の経済的な現状は、

被災直後とそれほど変わりはないのです。


それでも世の中は、

『震災』から刻々と時を刻み、

着実にそれを過去にしています。


被災者(私を含んで)だって、ちゃんと自分の足で立たなくてはいけません。


すこしでも、以前の生活に近付かなくてはと思っているのです。


でもね・・・


その方法が見つからない人も沢山います。


もしも

被災者の方々が、

何か、小物を製作したとしたら、

それをサロンなどに置いて下さる方はいらっしゃいますでしょうか・・・


例えばポーチとか、アクセサリーとか。


また、そのための何かを製作するアイディアをお持ちの方は

いらっしゃいませんでしょうか。


被災者の方に、ただ単に物やサービスを差し上げるのではなく、

生きがいと経済活動に繋がるものをご提案できたら・・・


そんな事を考えたりしています。