被災地は、状況がどんどんと変わります。


学校が避難場所になっている所は、

新学期に向けて、移動を余儀なくされています。


志津川中学校もそんな避難所の一つですが、

最初300人余りの方がいらしたその場所が、

現在は80人ほどになっているとか。


近隣の町にアパートを借りる方や、

親類縁者を頼って移る方や、

集団避難で、何処かの施設に移動する方もいらっしゃいます。


もともと南三陸町には40箇所を超える避難場所がありましたが、

そうなって来ると、被災された方々の現状を把握するのも

ちょっと難しくなります。


皆さまから頂いた物資やお金は、

私の手が届く範囲で、

私の視線で大切に使わせていただきます。


被災地では、各地から様々な援助を頂いています。


これまでの1ヶ月半、

それこそ短距離走のロケットスタートのような、

素早い対応の援助を頂いて来たと思います。


本当にありがとうございます。


でも、これから先が長いのです!!



関東の男性美容師さんが、

登米町の知人とこのブログを通じて、

私に連絡を下さいました。


来週登米市においで頂き、お会いできることになりました。


「今回は現状視察です。

今後、末永く、何ができるかを考えます。」

そんな、心強いお言葉を頂きました。


被災地の状況は、とにかくめまぐるしく変化します。


みんな、もがいているからです。


個人としても、家族としても、

行政としても、みんな、もがいています。


なんとかして、今より良くなりたい、良くしたいからです。


どうかどうか、末永く見守っていて下さい。


短距離走ではなく、マラソンか、

或いは駅伝のような、バトンタッチも考慮に入れた援助が必要です。