学校なんかで働いていると、純粋な子に出会うことがある!

そうなんだよ!

子どもはあくまでも純粋な行動を取っているだけなんだよ!

だから、それはおかしくない…

はず!

いつからか、大人になるとわからなくなるもんですよ。

その純粋さがね…






ある時、小学校の相談員をしていたときですよ。





まぁ、相談がないときは、クラス周りをするわけですよ。




そう、確か2年生の図工の時間に図工室へ行ったときだったかな?



俺はある男の子の純粋な姿を見てしまったのだ!!




たしか、絵を描く授業でいろんな道具を使って絵を描く授業だったかな?



色鉛筆


クレパス


クレヨン

マジック

絵の具


などなど!


描かなきゃいけない絵の内容は覚えていないが、まぁーたぶん自由な感じだったと思う。





中々、広い図工室でクラス人数も少なかったこともあり、広く子どもたちが自由に机を使って絵を描いていたんです。




そこで!!





俺は、図工室の一番はじの席で何やら黙々と作業をしている少年を発見した。



後姿からすると、マジックのいろいろな色をとっかえひっかえ使っているように見えた。



そう、向こう側を向いているから何の絵をそんなに熱心に描いているのかと!!



そして、


「こんにちは~、何を描いているのかな~?」


と言って彼に近づいてみた。


彼が振り返った瞬間に!!!



俺はものすごいものを見たw




マッキーを鼻に近づけて匂いをうれしそうに嗅いでいるではないか!!!




彼はへ?という顔で俺をみた…。



そして、次の瞬間に彼は言った。



「これね、すごくいい匂いなんだ~。先生も、はい!」




俺はマッキーを渡されたw




ん~わかるよ!



わかる!


キミがいいたいことはすげーわかる!



科学物質のいい匂い!



だが、ここは止めなければ・・・そう思ったが、彼のうれしそうな顔を見たら言えなかった…。



そして、よーく顔を見てみると鼻の穴の周りがマッキー色に染まっていた…。



なるべく近くで嗅ぎたかったんだね!



純粋な行動だよ!それ。



いい匂いなら嗅ぎたいよね!



彼は戸惑っている俺に最後に言った。



「黒よりも、青の方がいい匂いなんだ~。」



彼は大物ルーキーだ!



べったべたにしてね≧(´▽`)≦


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