男の胃袋を掴む≠料理をしてあげる | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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養成もしています。

とあるブログを読みました。

男の胃袋を掴む=オカン

かいがいしく世話しちゃダメよ。
あなたの魅力は他にある。

という内容でしたが、
このブログの著者は、
男の胃袋を掴むとは
世話を焼くことと理解しているようです。
男の胃袋を掴んだことがない
ということが伺われます。

料理してあげれば
お腹いっぱいにしてあげれば
男の胃袋を掴めると思っているのかな?

違いますからね。

私のクライアントさんがあるとき
他の人が作ったご飯を食べたときの話しをしていて

「そのご飯は、すっと背筋が伸びるような味で
ああ、この人本当はきっとステキな人だ
と思いました。」

とおっしゃっていました。

料理には、人柄が出ます。

男が食べて
「あっ、おいしい」
と思うのは、美人を見て
「おっ、美人!」
と思うのと同じで、心を掴むことなのです。

ついでに
料理上手は床上手
という言葉があります。

私の知るプロのクラシック音楽家は
グルメでエッチな人が多いです。
芸術の感性も、同じところから出ています。
生命の根源からの欲求を美に昇華することが
芸術なんでしょうね。

私は浮気しない主義ですが
男性が食べさせてくれるもの
「これ、うまいよ」
と勧めてくれるものを食べたときに

あ。この人としたらイイだろうな
とか
うん。この人と間違いを犯すことは絶対ない
とか思うこともあります。

実際言葉に表すと何だかアレですが
もっと直感的なことです。
別に抱かれたいと思うまではいきません。

これは、おいしいを感じるところと
性的魅力を感じるところが繋がっているので
自分の意思でどうにかできる問題ではなく
そういうものなのです。

胃袋を掴むとは、そういうことです。

それに加えて、
食べることは生きること。

この人のご飯を食べていたら満足できる
と思えることは
生き物としてとても重要なことで
そこを掴むことができる味を出せる
ということは、大きな魅力です。

尽くすとか、世話を焼くということとは
全く違うことです。

性的魅力まで含めなくても
基本に忠実に
丁寧に料理をすることで
誠実な味が出ます。

安心する、帰りたくなる味。
それは、夫だけでなく家族をつなぐ力があります。

大事にすると良いですよ。