■刻印:「(スタンプ)を元に(おゆまる)と(UVレジン)で(刻印)を超安価に自作する方法」
スタンプを元にして、ダイソーなど100均で売っている、お湯につけると柔らかくなり、
冷えると固くなるという「おゆまる」と、
ハンドメイドではお馴染みのハード系の「UVレジン」(クリスタルレジン)を使って、
簡単に、しかも超安価で「刻印」を自作する方法を書きたいと思います。
つい先日まで「papier mettre」の紙ピアスの裏面にも刻印をしていたのですが、その刻印も自作したものでした。
(現在は刻印は辞めて完全な無地になっております)
●まず用意するものは、
・元になる型、今回は「スタンプ」
・「おゆまる」¥100
・「UVレジン」約¥250(5g)(株)ヂャンティ
「おゆまる」
「スタンプ」
「UVレジン」
◆手順
①「おゆまる」を熱湯につけ、柔らかくなったら平らなケースなどに入れる。
②冷めないうちにすぐに、「スタンプ」を押し当ててキープ!
「スタンプ」を押し当てた状態をキープして、「おゆまる」が冷めて固まるまで待つ。
③「おゆまる」が冷めて固まったら「スタンプ」を外し、「UVレジン」を入れる。
UVライトがあればすぐに硬化するが、無い場合は固まるまで待つ。
(私は「Tシャツくん」を持っていたのでUVライト代わりに使用しました。
「Tシャツくん」は「ブラックライト」なので「UVライト」と"広い意味"では同じようなものだと思う?ので使いましたが、問題なくすぐに硬化しました。)
④固まれば刻印の完成。
後は、刻印の裏面をヤスリで平らにして台木に貼ったら出来上がり!
完成した「刻印」と型に使った「スタンプ」
まったく同じにコピーしたみたいw
下の画像は試し打ちしたものです。
ご覧の通り、紙でも革でも問題なく刻印できます。
★作った感想として、「おゆまる」が意外と正確に細かい部分まで型になってくれるので、思った以上に使えるという感じです。
※今回はすでにある、"自作"した「スタンプ」を使っているので超安価に制作出来ましたが、
刻印の為に新にスタンプを作ったり買う場合は、大きさによっては刻印制作業者に頼むよりも高価になってしまう場合もありますので、くれぐれもご注意ください。
すでに「スタンプ」や「消しゴムハンコ」がある場合で、それを「刻印」にしようという方向けのノウハウです。
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