私が上福岡 曼陀羅のマスターの呼びかけでスタッフをしていた野外イベント、「音のまつり」にGRANITE HOUSEが参加して以来のお付き合い。
10年以上の年月が経った。
※詳しくは私のHP「音蔵」の「音のまつり」のページ
を観てね。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~negura/oto_no_maturi/oto_no_maturi.html
今年、4枚目のアルバムを出したんだけれど、タイミングが合わずにライブに駆けつけられなかったんだ。
その間、ギターのたにへいさんやドラムのやまとゆうさんがやっていたバンド、「子供ばんど」も再活動していたり。
あっ、他のメンバーも名を上げれば凄い方々なのであります(^_^;)
12月と遅くなりましたが、行くことが出来ました。
そしてこの日、キーボーディストの藤山さんが脱退すると聞いていたので、ちょっとセンチになりながら会社帰りにお店へ。
じっくり見渡せる席を確保。
スタート前には席が埋まった。
さぁ、ステージの始まりです。
いつもよりも藤山さんをフューチャーした曲構成ということで、最初からいつも後半、アンコールに披露していた楽曲も1stステージから演奏。
この日の演奏は音の粒が際立っていて、凄まじかった。
メンバーから放たれる音の絡み合いが気持ちよい。
曲・歌詞もカッコいいし、歌うPEEさんの歌声がまた惚れ惚れするほどかっちょいいんだ。
メンバーのコーラスも重厚感を増してぐいぐいと鷲掴みされちゃうんだ。
16分以上にも及ぶ大作、「第2の太陽」も演奏。
途中演奏が終わると扉が開いてお客さんが入ってきたりと、熱気を増してゆく。
そしてこの日、藤山さんの誕生日ということで、みんなでケーキで祝ったり。
MCもざっくばらんにメンバーと会話しているのを楽しむ感じ。
アンコールまでめくるめくサウンド・シャワーを浴びるようなライブでした。
私にとってGRANITE HOUSEは、未だハードロックのバンドを観るときの大きな幹となっていて、その影響の大きさたるや計り知れない。
同じメンバーで何度も積み重ねてリハーサルをしてきているはず。
同じ曲も何度も何度も繰り返し同じメンバーで試行錯誤を繰り返して紡いできた音というのは、揺るぎない強さがあるんだな。
ライブ終了後、ギターのたにへいさんと少しだけ談話。
KAMIN:「若い人に聴いてもらいたいですよ」
たにへいさん:「最近若い人とも交流があるけれど、若い人はこういう音楽に興味無いようだよ」
KAMIN:「1曲にどうやってアレンジして音を紡いで想いを込めるかってこと、若い連中であまり聴いたことがないですよ」
たにへいさん:「貴重な意見を聞いたな」
...
そう、こんなに試行錯誤して音を紡いでいるバンド、他で観たことがないのである。
一曲の中に色彩豊かな表現をメンバーの音一つ一つ絡ませて紡いでいるのがわかる。
そう、私のようにロック素人でも「わかる」。
これが大事なんだ。
藤山さんのメンバー脱退はちょっと淋しいけれど、メンバーとは学生時代からの付き合いで、喧嘩別れとかじゃないと、ご本人から聞いた。
藤山さんの曲もありますからね。
会場にいればひょこりステージへ上がって弾いちゃうぐらい敷居の低い脱退のようで一安心。
次回から編成は変わるが音楽への姿勢は変わらない。
また、どのような変化が及ぼされるのか、それに期待して来年からの活動を楽しみにして待つことだ。
来年も足を運びますよ。
若い人にライブに足を運んで聴いてもらいたいな...(_●_)
■関連リンク
・GRANITE HOUSEのHP
・新橋 ZZのHP
■GRANITE HOUSE
・PEE (Vo, G)
・TANY(G, Vo)
・NORSVICKH(B)
・藤山タカヒロ(Key, Vo)
・やまと ゆう(Dr, Vo)
・ケーキを前にはしゃぐ藤山さん
・藤山さん、今までGRANITE HOUSEでの演奏、ありがとう
(...とりあえずですが...)