大久保 bump cityを後にして、北浦和に移動。
急遽決まった矢野さんのセッション ＆ THE B-SIDE BANDの演奏。
矢野さんはみんなで音楽をやろうと自身で活動しながらもいろんな方々とセッションしたり、音楽好きを楽しい場にいざなってくれる方。
THE B-SIDE BANDはパラダイス・ロードで知り合い、すっかりライブ仲間のドラム・プレイヤーのcomino氏がメンバーのバンド。
この方の演奏や音楽のたどった形跡は、私の音楽談義に付き合えるほど懐の深い方。
ということで、はずせないのね。
選曲も考えずにお店に着く。
スタートぎりぎり。
お店の前には矢野さんがそろそろ始めようと出てきていたのでばったり。
そこでご挨拶。
ギターを持ってお店に入った。
すると、音楽好きが集まってましたよ。
私は気持ちの中にはセッション参加なんてこれっぽっちも思っていなくてね（_●_）
「一人で演奏させてもらえばいいかっ」ってノリでして．．．
そそくさと席に着くと、スタートです。
この日は初めに矢野さんがステージを披露した後にセッション、途中THE B-SIDE BANDの演奏があって、その後にまたセッションという形式。
まず、矢野さんが自身のステージを披露。
石巻から帰ってきたばかり。
共演はドラムの岡山晃久さんです。
演奏が始まると、世界が変わるんだよね。
周りが寄ってくるというか、くいついてくるというか。
そういったステージ。
一曲目で、「自分で作った境界線。まずそいつをぶち壊せ」とファンクな演奏で攻め込むと周りから声が上がる。
この一発でこの日のテーマがみんなの頭に刻み込まれたってわけ。
ステージはパフォーマンスの場であり、みんなを楽しませるってことね。
岡山さんのリズムがどっしりしているんだな。
この日はタップダンサーのMAYUさんも駆けつけてくれた。
これが圧巻。
間近で味わととんでもないぐらいリズムの気持ちよさ、タップを打つ姿がカッコ良い！！
「気」が伝わってくるんだ。
経歴見ちゃうとまた凄い方なんだけれどね(＾＾ゞ
すると、お客さんを引き込みにかかる。
できそうな方を指名。
楽器持って来ていないと、エアーで参戦（笑）
この後はスタンダードナンバーを日本語のオリジナル歌詞で披露。
演奏の中にも楽しい仕掛けが散りばめられている。
気持ちが揺さぶられたらどんどん歓声をあげる。
みんな手拍子・合唱しちゃうところは、パラダイス・ロードに集う仲間の楽しいところ。
いやぁ、凄いや。
その後、２組ほどセッション。
セッションといっても、自身の歌・演奏に矢野さんや他の方が加わる形式。
ここに集う方々は、個性的な方がたくさん集う。
大半がステージに上がる方がお客さんなのだが、互いに唸らせるものを持っている。
他に人にないもの。
これがここでの肝なのであります。
さて、ここで休憩のあと、THE B-SIDE BANDのステージです。
ヴォーカルのPOCOさんは、セッションの様子を観ていても「もうめっちゃ楽しい」とずっと話していたんだな。
テンションそのままでスタートです。
まず「It's so easy to fall in love」。
バンドの音であります。
軸がしかっりしている。
演奏に一体感があるんだな。
この後は、オリジナルで攻める。
POCOさんのキャラクタがまた楽しい。
乙女チックと日本の女性のど根性との背中合わせ的な一面を繰り広げてくれる。
途中、一曲カンザスシティ・バンドのカバー「Hard Working Woman」を演奏すると、歌詞の内容を十二分に表現してくれた。
お客さんを惹きこむ力が抜群！！
２年ぐらいしかバンドでヴォーカルをとっているとは思えないね。
もう天性です。
バンドの演奏はシンプルながらも、曲のアレンジが凝っていて、コーラスワークも素敵であります。
cominoさんとはいろいろとライブを一緒に観たりしてきて、音楽談義もしたが、こだわりがイカしている。
このバンド、アマチュアバンドでありながらお客さんを楽しませることを第一に考えているのがひしひしとわかるわけです。
手拍子・歓声とともに笑い声も上がるように繰り広げられる。
一度足を運んでみてください。
その後もリズム・セッションあったり、パラダイス・ロードのマスターが率いる「パラダイス楽団」もステージへあがったり．．．
．．．私？
やりましたよ。
いつものように一人で一曲歌わせていただいて終わりなんて考えていたら、矢野さんは「大丈夫！」とか言われまして．．．
スタンダード曲でもないのに．．．
曲のキーを告げてスタートすると、アドリブでギター演奏してくれるんだな。
で、もう一曲、と演奏したら、ドラムとハープの音が．．．
で、立ち去ろうとすると、もう一曲。
いやぁ、参りました。
そして協調性のない私に付き合ってくれて感謝です。
いろいろやんなきゃいけないこと、ありますな（笑）
で、やはりみんなでできるカバー曲できないとだめだな、と。
少し勉強します（_●_）
■関連リンク
・矢野忠さんのBBS（ライブ情報あり）
・THE B-SIDE BANDのHP
・タップダンサー、MAYUさんのHP
・岡山晃久さんのBlog
・北浦和 パラダイス・ロードのHP
■矢野忠（Vo, G）
・MAYU(タップダンス)
・岡山晃久（Dr, Washboard）
■THE B-SIDE BAND
・MITSUE "POCO" NAGATA(Lead Vocal)
・MOTONORI NAKAMURA(G, Vo)
・TAKAHIRO WATANABE(G, Vo)
・TAKASHI NAKAYAMA(B)
・KEIGO COMINO(Dr)
