会社帰りに鶯谷 What's Upへ。
お店の前で...沢登氏(以下、ヒデさん)の歌声が...
この日はワンマンでいつもより早く始まったのだった。
でも1、2曲だけ逃しただけだ。

そそくさとチャージを払って注文を済ませて席に。
ここでの常連さんが集結していた。
時間も早目からはじめた事もあり、MCも長めに会話のように繰り広げる。
お客さんも「青年の主張」のように話す(笑)
この日は知っている曲はみんなで歌ったりと、まったりと進むステージ。
カバーの曲もいろいろな想いをみんな持っているから、エピソードを交えて披露していく。
そしてお客さんからカバーのリクエスト「好きにならずにはいられない」を受けると、「20年以上やっていないけれど...」と言いながら歌いきってしまっている。
お客さんで演歌の好きな人もいて、まんざらでもないヒデさんは自分の引き出しから選曲して披露。
...ちょっとカバーが多くなっちゃったかな。
でも、ヒデさんは季節によって聴きたくなるオリジナル曲はきっちり披露。
新旧織り交ぜて若さを感じたり、今の時代、世代を感じたり。
長いことライブに足を運んでいるから、若いときに作られた曲は表現方法を試行錯誤して、「今はこんな感じです」といった演奏。
まだ試行錯誤するんだろうな。
映像が頭の中に浮かんでくるんだよね。
そして歌詞の内容を見て取ると、背景が浮かび上がってくるんだ。

昨今、楽しいと感じる曲、Love Song、そして「勇気を出して」とか、「元気にがんばろう」ばかり。
嘆き、悲しみ、痛み、怒りってのは歌にしちゃいけない風潮。
「楽しくならん歌など聴きたくない」という声も聞いたりする。
でもそうかな?と、ヒデさんの歌を聴くと感じられる。
歌の背景には喜怒哀楽が詰まっているもんだよ、とね。
ご興味あれば、彼のHPをご覧頂くとその一片がみてとれます。

さて、久しぶりのWhat's Upの長丁場のライブ。
たくさんの曲を披露してくれた。

休憩中、ライブ終了後にお客さんと一緒に歓談し、初秋を感じながら夜更けにお店を後にした。

P.S. ヒデさん、ライブ中に「KAMIN君は俺の歌、全部歌って良いよ」の発言、大事に受けます(_●_)

  ご本人の前では歌ったこといけれど...(笑)


■関連リンク
沢登秀信氏のHP
鶯谷 What's UpのHP


■沢登秀信(Vo, G)
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