QUEENESS。
クイーン・トリビュート・バンド。
LILIESのサポートをされている、ベースの広瀬学さんがメンバー。
上福岡 曼陀羅のマスターからもちょっとお話があったり...
そんな繋がりからでして、QUEENESSが川口でライブをするということで、行ってきました。

お店に入って席を案内されると、偶然にも知り合いと同席。
こりゃぁ楽しめるぞと、歓談。
食事が運ばれて食していると...ライブのスタートです。

音が放たれた瞬間、一気に吹き上げてくる感情。
ドラムとベースのタイトに締まったリズムに間合い。
フランジの効いた芯の太いギターのカッティング、フレーズ。
ピアノとフレディの歌声。
そしてコーラス(^O^)/
QUEENの肝を腸詰めしたように伝わるんだ。
時代を超えて、「そうそう、QUEENはこれだよ」と、味わう。
私は今だから気づくQUEENの特徴に舌鼓していた。
お客さんもどんどん熱気を吹き上げていく。
手拍子、歓声、一緒になって歌う。
進行していくうちに、QUEENとして聴いていない自分に気づく。
QUEENESSを聴いている。
メンバーの視線に気づく。
お客さんと真っ向勝負しているメンバー。
どんどん繰り出される楽曲。
そしてアンコール...終演。
20曲ぐらい演奏していたにも関わらず、あっという間に感じられた。
でも、ライブ終了後に物足りない感情は微塵もない。
後味スッキリ。


カバーっていうのは実は難しいんです。
人が知っている曲であればあるほど。
ブルース・ジャズ等のいろんな方が歌い・演奏しているスタンダードとは違い、バンドであればなおさらお客さんの聴き方が違う。
回想しているだけでは満足できないわけであります。

ライブの進行からお客さんをどこで楽しませるか。
敬意をはらい、尊敬はしているけれど、媚びていないんですよね、QUEENに。
お客さんを目の前にして、QUEENESSとしてQUEENの楽曲を演奏している。
ライブ終了後でのお客さんとの向き合い方も含めて、足を運んで来てくれたお客さんに対する姿勢が伝わってくる。
だから、QUEENの曲を聴くために来ているのではなく、QUEENESSとしてのライブをお客さんが楽しんでいる。
そして、良くぞ同じ姿勢で取り組めるメンバーが結集したな、と。
ライブの楽しさがぎゅっと詰まった一時。
いやぁ楽しんだな。

広瀬学さん、ありがとう。
良き出会いに感謝!!


■関連リンク
QUEENESSのHP
川口 SHOCK ONのHP

■QUEENESS
・フレディ・エトウ(Vocals/Piano/Guitar)
・ブライアン・ちゃ~り~・ヨシカワ(Guitar/Vocal)
・ジョン・がく・ヒロセ(Bass/Guitar/Vocal)
・ロジャー・アミーゴ・マツザキ(Drums/Vocal)
・スパイク・ヨコタ(Keyboard/Guitar)

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