久々観てきましたよ、Project N.。
私に「Jazzは楽しいよ」と再度引き戻してくれたジャズ・ヴァイオリニストの里見紀子さん率いるバンドです。
この日はファンク・セッション。
ファンク・セッションの時はベースの坂本竜太さんが出演されます。
これが強烈でして。
木曜日でしたが翌日は休日。
存分に楽しめると行ってきました。

お店に着くと...リハ中。
お店の人が、「すみません。リハ中にブレーカーが飛んでしまって、リハが遅れてます」と。
珍しいハプニングのために、お店の外に漏れ聴こえてくるリハの音が聴けたってもんでして、こちらとしては願ったり叶ったり(^_^)v
少し待っている際、お店の前の写真を。
演奏中は写真撮れないからね。

■六本木 Alfie
KAMINの事情
KAMINの事情
そう、今回ドラマーの二本松義史さんは初めて聴く方。
どんな演奏しているんだろうと、期待が膨らむ。

しばらくしてリハが終わり、お店の中に。
お店の方より誘われた席は、いつものロフト席。
ふふっ、私にとってピアノの演奏を後ろから全体が眺められる良い席なんだな。
今回もシンセのCLAVIA Nord Electro 3があるぞ!
食事を済ませて、さぁライブです。

どんどん触発されていくメンバーの演奏が繰り広げられる。
いやぁ、その様は私のようなジャズ素人が楽しめるぐらいわかりやすいんだわ。
二本松さんのドラム、古きよきジャズドラマーな感触もありながら、独特の間合いのある方。
妙にそそられる。
呼応するように、メンバーのフレーズも変わる。
これがまた笑っちゃうぐらい楽しいんだ。
ベースの坂本竜太さんのやんちゃなフレーズにはどんどんのせられちゃうし。
無口に演奏しているピアノの今泉さんも茶目っ気のあるフレーズが飛び出してくる。
そしてヴァイオリンの里見さんの雅な演奏からどんどん弾けてくる演奏に惹きこまれる。
今回、下から攻め上がるフレーズやブルージィにキメるフレーズが楽しめちゃった。
アレンジも以前と違っていて、ブレーク入れたり、キメがキャッチーだったり。

1stステージ後の休憩では、以前Project N.のライブで知り合った方と歓談。
そして、里見さんと坂本さんが席に来てくれて、お話を少し。

遊び心満載な演奏はなかなか他のライブでは巡りあってない。
Project N.は私にとって非常に貴重な存在であります。
だってさ、「Chameleon」に「Some Skunk Funk」、「TUTU」、「Captain Fingers」、「Tee Bag」、「Chiken」と、フュージョン好きにはたまらん選曲が目白押し。
その中で私のお気に入りは、「ZIGZAG」だったりします。
これをヴァイオリンで演奏しちゃう里見さんにも脱帽!!


里見さんのライブは伊太地山伝兵衛さんの弦楽団で参加されたアルバムを聴いて、「この人の音、ライブで聴いてみたい」と思って足を運んでから。

2005年からなんだな。(HP「音蔵」の[ライブハウスの誘い」記事
Project N.を観て、もう嵌ってます。

さて、里見紀子さんは10日もすると、ニューヨークへ。
ヴォーカリストのレコーディングだって。
「まだ何も準備していなーい」と( ̄_ ̄ i)
楽しん演奏して来ていただいて、出来たアルバムを楽しみに待ってます。

...レコーディングの模様を聴きにまたライブに行かないとだな(^_^;)


P.S.演奏終了後、「一緒に写真、良いですか?」って言えない私(・_・;)
  メンバーの写真は里見さんのBlog で。


■関連リンク
里見紀子さんのHP
今泉正明さんのHP
坂本竜太さんのHP
二本松義史さんのHP
六本木 AlfieのHP

■Project N.
・里見紀子(Vln)
・今泉正明(P)
・坂本竜太(B)
・二本松義史(Ds)

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