荒井薬師自警ザントー団解散の知らせ。
そしてソロ活動を始めた某ゆきのさん(以降、某氏)。
この日初めてソロのライブを観戦した。
場所は上福岡 ろばさん。

お店に着くと、お店の馴染みのお客さんと、私の知り合いのお客さん等が駆けつけた。
ここは生で聴かせる。
PAはなしなのである。
知り合いのお客さんと談笑していると、ステージ場で場を見計らうようにギターを爪弾く某氏。
場の雰囲気がステージへ向きはじめたところで、ライブのスタートです。

初っ端からオリジナルから新曲、「未知」を披露。
1曲終わって、
 某氏:「どう、歌聞こえている?」

 客:「十分!!(笑)」
私が知っている中で、一番声量がある歌い手であるからして、問題ないんです(笑)


この後も、どんどん熱い歌とMCが続く。
「みんないろいろ悩んでんだろ。でも前を進むべし」と歌いまくる。
しょげて心がびしょぬれだったら、カラッと乾かしてしまう。
どこであろうと、そんな場をいつでも披露してくれる。

存在感、人一倍。
私を含めてコアなファンはMCにどんどん突っ込む。

お客さんの反応は倍にして返す。
歌っているときでもブレイクして話をしてしまう程である。
場もどんんどん盛り上がる。
だから手拍子も強要。
曲が終わった後、客席からチャチャが入る。
「あーあ、疲れた」との声に、周りから笑い。
某氏のステージは、こんな感じで引き込まれていくのである。
そのうちに、「かっこいいー」とか「カッケェー」とか、「いいなぁ」とか「滲みるなぁ」と言葉があちこちから漏れてくる。

この日はご本人曰く、お客さん参加型ライブにしようと、リクエストをもらっていた。
が、「マニアック過ぎてなぁ」と話しながら、カバーしたのがアナーキーの曲。
客席にはアナーキーの逸見さんも駆けつけていた。
逸見さんもニコニコ顔。
両者を知るお客さんもニコニコ顔。

後半は「昨日、3曲作ったんだ」と、立て続けに披露。
進むに連れて自然に手拍子が起こるようになる。
最後にオリジナル、「お家に帰ろう」を練り歩きながらみんなで手拍子&合唱。
歌い終えると、まだ帰りたくないとアンコール。
アンコールでは「みんな誰かを愛してる」を披露。
この曲は滲みるんだ。
あれだけ楽しんで騒いでいた客席みんながじっくり聴き入ってしまっている。
ということで、この日のライブは終了。


解散ということを聞いて心配したりもしたが、某氏は新曲をしこたま引っ提げて活動し始めていた。
ライブ終了後、いろいろと話した。
とにかく、某氏にはどんどんライブ活動して欲しいんだ。
どんどん「気」を放出しないとどうにかなっちゃう人。
筋金入りのライブ人。

また「気」を注入してもらおうっと。

■関連リンク
上福岡 ろばさんのHP

■某ゆきの(Vo, G)
KAMINの事情
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■セットリスト
1.未知
2.旅路
3.ドラマ
4.あぶらむし(アナーキー)
5.心の銃(アナーキー)
6.風にまかせて吹かれていきたい
7.カントリー・ロード(オリジナルの歌詞)
8.一人で泣いてないで(曲名不明)
9.人非ニンバ
10.過去の人になったのさ
11.缶詰(アナーキー)
12.まぐわい
13.ストローク
14.非力
15.(曲名不明)
16.シンガー
17.お家へ帰ろう

アンコール
・みんなが誰かを愛してる

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