沢登秀信氏（以下、ヒデさん）のライブは季節によって選曲が変わる。
それは季節感溢れる曲がたくさんあるから。
なので、ご無沙汰していると、聴けなくなってしまう。
よって、初夏のこの日、ライブに駆けつけた。
場所は高円寺 稲生座。
ヒデさんのライブを稲生座で観るのは久しぶり。
対バンは大阪から東京へ出てきてまだ数ヶ月の倉島勲さん。
稲生座、初登場です。
お店に着くと、ヒデさんのリハ中。
扉から手招きされて、お店の中に。
そして、徐々にお客さんが集まり、ライブが始まるときには席が埋まって、ライブの始まりです。
まずは、倉島勲さん。
「どう思う？」から始まり、軽快に飛ばしていく。
明るいラブ・ソング中心の曲です。
ＭＣも軽快。
でも緊張していたらしく、リハで置いていったヒデさんの足台をそのまま使っていました。
ちょっと突っ込んじゃいました（_●_）
結構繊細な方で、通る声で歌い上げますが、きっちりギターを弾いてくれます。
ドラマチックに綴っていながら、ちょっと照れが垣間見える歌詞を独特の表現で歌う。
東京に来てから作った曲も披露。
最後の曲、「あるく あるく」では、みんなの手拍子の中で熱唱してライブ終了。
遠距離恋愛の曲、良かったなぁ。
これからも東京で活動していくそうなので、注目してください。
しばし休憩の後、ヒデさんの登場。
時間を惜しむように、いきなり始まった。
「野良猫」、「いい男、いい女」。
プチ納涼祭と称してのライブであります。
お客さんのリクエストに応えて、「パキパキマンの歌」を披露。
「パキパキマンの歌」はヒデさんの作った甲州市食育の歌です。
ギターを駆使して、子供が楽しめる演出まで入っております。
お客さんみんな子供のようにコール＆レスポンス（笑）
そしてゲスト、ギターの千代正行さんの登場！
ヒデさんの最新アルバムでご一緒してから何度かゲストで共演されております。
私は二回目。
TVを観ていると、CMやドラマの音楽で一日どこかで千代さんの演奏が聴けるという方です。
「ほうてくの夏」、そして千代さんが初めて弾く「カラーの花」。
そして千代さんが弾かないとヒデさんが歌わない「風」を披露。
そよかな千代さんのギター一本で歌う。
ここで、千代さんのギターで三波春夫の「大利根無情」をヒデさんがハンドマイクで歌う。
そして千代さんのオリジナル曲を１曲披露。
ここでお店のエミちゃん、レイチェルもステージに。
４人編成で「夏の終わりに」を披露。
時間がおしており、最後に「錆びたレールと夏草の歌」を披露してこの日のライブは終了。
ヒデさんの稲生座でのライブを観ると、「やはりホームだよな」と感じる。
ここのライブを最初に観て、観続けていたから出音に安心感があるんだ。
今回は「プチ納涼祭」。
いろんな趣向もあって楽しみました。
千代さんのギターはさりげないんですが、共演している方の歌・演奏からインスピレーションでフレーズを繰り出す。
これが酔えるんですよ。
千代さんは話し始めると止まらないし（笑）
これが楽しい。
そして、やはり「夏の終わりに」、「錆びたレールと夏草の歌」を４人の演奏で聴けたことに感謝。
エミちゃんとレイチェルが参加すると、稲生座の色になるんだ。
ここで観ないと味わえない。
以前も聴いていて、今回足を運んだのも、「絶対やってくれる」と信じていたから。
うーん、良かった。
ヒデさん、夏の歌満載で感謝です。
また足を運びます（_●_）
■関連リンク
・沢登秀信さんのHP
・千代正行さんのHP
・倉島勲さんのHP
・高円寺 稲生座のHP
■倉島勲（Vo, G）
■沢登秀信（Vo, G）
ゲスト：千代正行（G）、エミちゃん（P）、レイチェル（B）
・千代正行（G）
・４人編成となる。
・レイチェル（Ｂ）
・エミちゃん（P）
