今回はスタッフ・レポートです(_●_)


■後記

何とも不思議なイベントである。

街中で行なわれるイベントで、どこの会場もそんなに広くない。
でもその場所で繰り広げられる音楽は、聴く人に最高の笑顔をもたらす。

本イベントの特徴は、「みんなが協力」、「みんなが笑顔」が根付いている。
人の繋がりで出来ている。
当日までの作業は私も知りえないところでいろんな方が協力してくれている。
飲みに来たお客さんがパンフを折るのに手伝っていたりするし。
スタッフと銘打っていない方の協力もあってのイベントなんです。

面白いことに、私のように当日スタッフしていても、音楽に触れることが出来るぐらいスタッフでも楽しめる状況である。
これは街中の会場でなく、広い会場で開催されているとこのようなことはできない。
スタッフの中でも、お気に入りのミュージシャンは観たいということであれば、持ち回りで観ることが出来たり。
それはスタッフの役割分担の時から主催側が予想して話し合いして分担させているんだ。
これは繋がりから「この人はミュージシャンの誰々が好きで、それをきっかけにスタッフしてくれた」とかね。
だから頑張りすぎることがないんだ。

そして、このイベントは、ライブの時とまた違った味わいがある。
通常ライブは夜行なわれる。
夜のライブを観たことのあるミュージシャンが昼間頑張っている姿や、ライブでご一緒した知り合いの顔も、昼間に観る事ができたり(笑)
これも楽しい。
また、ライブに足を運んでいない方が道を通り過ぎる時に一瞬足を止めて楽しそうに観ている様を観ることが出来るのは、うれしい限りである。

そして、このイベントに出演されているミュージシャンはみんな気さくな方。
お客さんに声をかけられれば、いろんなお話をしたりする。
そして、ミュージシャンも演奏が終わると、スタッフともどもいろんなことを手伝ってくれる。
イベントに多数出演しているミュージシャンはスタッフよりイベントのことを熟知しているんだ。
だからいろんな事に気がついてくれる。
スタッフが必要最小限で出来るのも、ミュージシャンのお蔭でもあるのです。
知り合ったミュージシャンとは顔を見ると声をかけてくれたり、話したり。
今回ステージを観れなかったミュージシャンともいろいろお話したり。
これもスタッフをし続けられる理由かもしれません。

お客さんもだんだん、このイベントの楽しみ方を熟知し始めていて、毎年来られる方はいろんな秘儀を魅せてくれるし(笑)
昼の部と夜の部に休憩があるのですが、その時間を有効に使う。
商店街に向かって食事をしたり、ミュージシャンと交流したり、中にはスタッフの手伝いをしてくれたり。
複数の開催場所で平行開催しているイベントなので、ずっと同じ場所にいる人、お気に入りのミュージシャンに連れられて場所を移動する人、パンフレットを見ながら思案しながら動く人、周りの状況を楽しみながら歩き回る人と、人それぞれ。
そして、スタッフやミュージシャン側だけでなく、お客さん側もこのイベントを作っていく様は圧巻なんだ。
「どうせ楽しむのなら、みんなで盛り上げよう」といった気持ちが一杯。

夜の部も、昼の部の余韻を感じながら、足を運ぶ方。
昼の部は観れないので、夜の部だけ観に来てくださる方。

お客さんに混じってお店の方も、時間の許す限り観に来てくれたり。
ミュージシャンも商店街の方と交流を持ったり。

やはり根付いてきたのかな。
一年一年、少しずつ輪が広がっていく様は、毎年スタッフをしている自分としては感謝であり、毎回の楽しみでもある。

うーん、今年も楽しかったな('-^*)/

毎年、観ることができなかったミュージシャンが出てしまうのが心残り。
全部観てみたいね。

このイベントに駆けつけてくれた方、ありがとうございます(_●_)
そして、スタッフ、ミュージシャンの方、お疲れ様でした('-^*)/

今回来る事ができなかった方も含めて、来年を楽しみにしてくださいね。

【完】

■関連リンク
・北浦和西口音楽祭 「みんなでSwing Festival」
http://76.xmbs.jp/swingfestival/

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