「偶数月の第2金曜日」と決めて鶯谷 What's Upでライブを行っている沢登秀信さん。
(以下、ヒデさんで)
サブタイトルが「鶯谷 パラノイア」。
今回も会社帰りに足を運んできました。
この日の対バンが松島英生さん。
前回2月はこれませんでしたが、最近はこの2人の組み合わせであります。
私としては1日でお気に入りのミュージシャンを2組存分に楽しめちゃうわけです。
さて、最初は松島英生さん。
松島さんは、一昨年から毎日ライブ活動をしていて、その最終日のライブ、「松島節 366日連発ライブ ファイナル」 を見て以来。
久しぶりになってました。
当時スキンヘッドだった彼も髪の毛をはやし始めて、長くなってました。
この日のライブは静かに「君がいるから」で始まった。
日常の情景に主張を散りばめる彼のダイレクトな歌詞・歌声、そしてハープのフレーズが好きでね。
この日はオリジナル曲以外にも、「What A Wonderful World」をオリジナルの歌詞で、それから中島みゆきの曲等を披露。
初めて聴く曲も日常の素朴な「?」から広がっている。
その「?」を一生懸命考える。
考えながら悔しがったり、楽しかったり、ぽわーんっとしてたり。
そんな生き様が歌に表れていて、好きなんだな。
最後に、オリジナルの「フォークソング」を披露して終了。
しばし歓談の後、ヒデさんのステージ。
知り合いのお客さんも来て、席を移動。
この入れ替えの間に他で一杯引っ掛けてきた一見のお客さんが入ってきたり。
こりゃぁ面白くなってきました。
なにせ一見さんに対しては、自分の世界に惹きこませようと、いろいろと策を打ちますから(^~^)
一筋縄ではない相手にも果敢に挑んでいきます。
さて、ライブです。
ここのところ最初の曲として定番となったカバー曲、「Cotton Fields」から始まる。
既に酔いが回っている御一行の方々は他の話をし始める。
ヒデさんはいつもと同じ曲なんだけれど、表現を変える。
ライブが進むに連れて、一見さん御一行をMCや歌で興味をステージに向かわせる。
MCで話しかけてきたら、思う壺なんだな。
途中他の会話が弾むんだけれど、次第にヒデさんの歌を聴いていくんだよね。
そして、一番盛り上げてくれるようになる。
MCはお客さんのエピソードや近況まで含めてどんどん盛り上がる(笑)
でも、きっちり主導権はヒデさんにあるんだよなぁ。
数曲歌った後、既にじっくり聴いてくれてます。
うーん、昔を思い出すね。
ライブハウスにほろ酔い御一行の人にヒデさんがステージに興味を惹いてもらおうとしたときに、マスターがお客さんに「ここはライブハウスです。聴かないのなら帰ってくれ」って言ったのを、残ってもらってステージにどんどん惹きつけていった時の事を。
あっ、そうそう、ライブであります(笑)
この日は春にちなんだオリジナルの曲を中心にシャンソンを含めたカバー曲を披露。
みんなで歌える「カントリー・ロード」では、一見さんも一緒に盛り上がってます。
最後に、これも定番、「やまなしへ帰れし」を披露して、この日のライブは終了。
...一緒に聴いていた知り合いは、いつもと違ってステージに集中できなかったようだけれど(^o^;)
でも、ここ鶯谷 What's Upはそもそもそういうところなのね。
飲んだお客さんが入ってきて、ステージを含めて楽しんでもらう、ライブ・バー。
流石、ヒデさんでした(_●_)
そうそう、先日放送されたFM立川での生放送の模様がしばらくの間ネットで聴けるようです。
興味がおありでしたら聴いてみてください。
◇FM立川
http://www.fm844.co.jp/?p=4019
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