「テツヤムクン、再始動」。
この告知を知ったのは昨年の秋ごろ。
「焦がれる」気持ちを抱きながら、やっと観ることができました。
廣瀬哲也氏の作った曲にサウンドアレンジして色彩を放つメンバーの演奏。
これが気持ち良いのなんのって。
演奏が始まった瞬間に鳥肌が立ったね。
廣瀬さんの歌声を芯のある澄んだ声。
バンドでも歌声が音圧に埋もれないんだよね。
ギターはGuildのガリガリ感がたまらん(私もGuildフリークだからね)
虫眼鏡で集めた光のような...(わかりにくいなぁ)
新田パンの歌うベース。
フジッ子の曲のイメージを膨らますドラム。
そして、遠くまで突き刺すように放たれる岩村さんのギター。
この日はMCを少なく、曲を目一杯。
会場ではお客さんが固唾を飲んで食いついている情景が印象的でした。
メンバーみんな歌心があるんだよね。
だから曲のイメージを大事にする。
メンバーみんなが廣瀬さんの歌が好きなんだよ。
でも、演奏は各人きっちり主張している。
再始動したテツヤムクンは、個々の活動をしながらホームに戻って根を深く張ったようである。
2002年に知人の対バンとして廣瀬さんと出会ってから、数年越しにJohn Lennonミュージアムにあるカフェで演奏していることを知り再会。
廣瀬さんのソロ、そしてテツヤムクン。
再会した後は年に何度か足を運んできた。
揺るがないんだよね、主張が。
廣瀬さんの紡いだ歌詞。
独自の世界があって、非常に魅力的なんだ。
ライブ終了後、メンバーとお話。
再会できたことがうれしくてね。
自分が一番はしゃいだな(笑)
これからは月一回ぐらいのライブをコンスタントに活動していくとのこと。
メンバーそれぞれ別の活動もしているが、今年の主張がどんな展開になるのか楽しみです。
興味がありましたら是非、足を運んで観てください。
■セットリスト
1.言の葉
2.水たまり
3.way to the bending machine
4.swimming to the moon
5.月見ウサギ
6.a day
■関連リンク
■テツヤムクン
(左から)新田パン(B, Cho)、フジッ子(Dr, Cho) 、
廣瀬哲也氏(Vo, G)、岩村弘之(G)