ユーコン川でフィッシング | カナダ留学/ワーキングホリデー・カナダ移民を応援している現地留学エージェント「カミリオン・カナダ留学センター」のブログ

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9月の中旬からユーコン準州についてつづってきましたが、それも今日が最終回となりました。(涙)


ユーコンに滞在し、州都のホワイトホースをはじめぷらぷらとあちこち見て歩きながらいろいろなことを感じてきましたが、一番心に残ったことはふたつ。


①ユーコンの自然は本気で大きい!ということと、
②ユーコンの人も本気で大きい!ということです。


ユーコンの広大な自然がここに暮らす人をそうさせるのか、そういう人がユーコンを好んでやってる来るのか、とにかくユーコンで出会った人たちのおおらかさと心の広さと、とにかく温かかったことがとても印象的です。


さて、ユーコン特集の最終回では、ユーコン川で人気のスポーツのひとつであるリバーフィッシングに挑戦してみることに。


5歳から釣りを始めてウン十年というベテラン釣り師に連れて行ってもらいます。


ホワイトホースのダウンタウンから橋を渡って対岸へ。




ユーコン川のほとりの様子が美しすぎて、一先ずあたりを歩き回ってみます。







ひととおりぐるぐるし、歩き満足したところで腰をすえて釣りに挑戦です。



始めて5分ぐらいしてふと隣をみると、ベテラン釣り師がなかなかの大物を釣り上げていました。



ガゼンやる気が沸いてきます。
よしっ、私もユーコン川を釣り上げてみようじゃありませんか!


釣り師の姿を見よう見真似で真似しながら釣りモードに入ります。


手先に魚の感触があることをじっくりと待ちます。

そのまま鼻歌なんか歌いながら気分よく川の流れを見ていたら、あっという間に2時間ぐらい経っていたのでびっくりしました。


散歩の途中なんかでふとボーっとしているうちに時間が経ってしまうことはよくあるのですが、2時間もボーっとしてしまったのは新記録かもしれません。


その間一緒に釣りをしていた友人二人(ベテラン釣り師を含む)ともほとんど口をきかず、それぞれがそれぞれにボーっとした2時間を黙々と過ごしていたのですから本当に驚きな出来事でした。


そして釣りの結果と致しましては、、、
結局一匹も釣れませんでした。


2時間も釣り糸を垂れていたのにどの魚にも気づかれず、興味も持たれず、さらっと素通りされていなんて、なんとまあ。。。


しかし、ベテラン釣り師は同じ時間でなんと5匹も釣り上げておりました。



同じところで同じ道具を使い、同じように釣り糸を垂れているような気がするのですが、やっぱり何かが違うのですねぇ。


なるほど、経験というのはそういうものです。
言葉で説明しなければならない理屈なんて必要ないのです。
有無を言わせない見えない力、それこそがまさに経験ってことなんだ、なんていうことをユーコン川のほとりでふと考えるのでした。



釣った魚は釣り師の手によっておいしいスープになりました。


夏は毎日のように仕事の後にユーコン川へ釣りをしにいき、釣れればその日のディナーにしているというベテラン釣り師。


なんとも優雅な人生だよなあ、そしてなんだかかっこいい人生だよなあと思ってしまうのでした。


そんなベテラン釣り師の今一番の悩みは、美しく成長しすぎた二十歳の娘に悪い虫がつかないように気をつけなければならないこと、だそうです。


父親の悩みというのは都会も田舎町も変わらないものなのですねえ。




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