福島かみしばいツアー2015 2日目 安達ケ原 黒塚  その2 観世寺 | カミシバラーミキナカムラのブログ

カミシバラーミキナカムラのブログ

オリジナル創作紙芝居をやっています。
三重県を中心に東は東京 西は長崎まで
各地で上演させていただいております。

ふるさと村のとなりに
安達ケ原の鬼婆伝説の縁のお寺、観世寺がありました。


このお寺の事もネットで事前に知っていました。
ほんとうはこのお寺で紙芝居したかったのですが
拝観料もとる由緒あるお寺っぽいので
まさかここで紙芝居するのは無理だろう。と
端から思っていました。

午前の部がおわって

午後の部までの間に
お寺に観光にゆきました。

エナメルさんと一緒に お寺の中を見て回りました。



鬼婆の棲んだ岩屋もあって
鬼婆さんのたましいに触れさせていただいたようで
大感動でした。

鬼婆さんだって元から鬼婆であったわけではないのです。
最後に仏様によって浄化されてしまったから
いまではここの守り神のような存在なのでしょう。
とぼくには感じられました。




黒塚伝説の資料館があって
鬼婆のものがたりの
そこには おどろおどろしい掛け軸がたくさんかかっていました。
そこをじっくりと見学しました。
写真撮影禁止だったのが残念です。

今回の福島ツアーを
オーガナイズしてくれた
マミヤ君に会いました。

今回のツアーの会場の手配や交渉など雑事をこなしてくれて
我々のツアーマネージャーをして大変お世話になりました。
マミヤ君ありがとー^^☆

そこでいろいろ絵を描いていました。
ご支援いただいたみなさんに送るポストカードの絵を描いていたのです。





そしたら、お寺の人が色紙を持ってきて
これにも描いてくれ、見たいに言われて

描いたんです。

こんなんでいいっすか?って言ったら
喜んでいただけたみたいだったので

実はぼく紙芝居をしてふくしまツアーをしています。
安達ケ原の紙芝居をつくったので
ここでやらせていただけませんでしょうか?
とお願いしたら

ぜひやってください、と即答してくれて

キッズパーク 午後の部を終えてから
なんと 鬼婆の岩屋の前で
「安達ケ原黒塚」の紙芝居をさせていただくことになったのです。

奇跡のような時間でした。

曇ったそらから途中に光がさしてきて
鬼婆も聴きにきてくれている気がしました。

ご住職さんにも奥様にもとても喜んでいただけました。



あとで本堂の中でコーヒーとお菓子をよばれました。
ご住職さんと奥さんは
2日前に紀州熊野と伊勢神宮の旅から戻ったばかりだそうで、
その思い出もまだ新しい所へ
ぼくらが伊勢から現れて
熊野の阿闍梨ユウケイ東光坊のお話がでてきたので
とても驚いていました。


旅の小さな奇蹟でした。
観世寺さまありがとうございました。

安達ケ原ふるさと村 げんききっずパークさま
ありがとうございました。