【客演情報】嵯峨ふみかがd'UOMO ex machina 禪竹の秋に出演します。 | カミグセのブログ

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お久しぶりです、嵯峨ふみかです。
今日、26日(木)から3日間、d'UOMO ex machinaさんの作品に出演します。
「秋」のお能を扱った作品を絵空箱で上演します。バーのある素敵な劇場です。

かつての日本語の音の響きに寄り添った身体表現を日々探求しています。

ご予約お待ちしております!

「禪竹の秋 — An Evening for the Works of Komparu Žentiku.」

2013.9.26(木) ~ 9.28(土)
■会場
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』
http://esorabako.com/index.html
有楽町線「江戸川橋」、東西線「神楽坂」
■出演
大石知奈、小川貴大、高瀬弥生、嵯峨ふみか、ほか
■脚本、演出
角本敦
■料金
お飲み物1杯ついて
一般3000円・学生2000円
2回目・3回目:
お飲み物1杯ついて1000円
未就学児童はお飲み物なしですが無料。
飲み物別途注文可。
学生は、国際学生証をつくれる資格のある学校の所属者とし、場合によっては受付にて学生証の提示を求めます。

■ご予約
d.uomo.ex.machina@mac.com
にご連絡ください!
嵯峨ふみか扱いとご記入を忘れずに!


■タイムテーブル
9月26日(木)
 19時開場・20時開演
9月27日(金)
 19時開場・20時開演
9月28日(土)
 17時半開場・18時半開演

夏のマクベスを経て、Work in
Progress Seriesを再開です。欧州公演計画がエストニアとの交渉においてかなり現実味を増してきました。そこに持っていく作品をと考えた時に、謡曲の現代演出は日本の紹介でありかつただ伝統日本の紹介に留まらない現代性をもそなえるという意味で価値があると考えます。Shakespeareを現代演出する演出家はたくさんいる。金春 禪竹だっていいじゃないか。
 古來、あまり論争を好まないとされてきたこの列島に住む者たちですが、ある一つの主題についてだけは絶えず喧々諤々と議論を鬪わせてきました。
 この島々が最も美しいのはどの季節においてだろうか?
 ある人はそれを春と云い、またある人は秋だと云う。それぞれの季節にも初旬もあれば終わりもある。大陸の審美眼もそこに別の視点を加える。はじめにこれは漢詩文とやまと歌を舞台とし、物語・中世説話に流れ、そして一つの終着点を、能楽にみる。この伝統を最も意識する者として金春 禪竹をご紹介します。能の正統な後継者である現代の能楽師さんたちはその藝の性質上あまり一人の作家の思想を焦点にはご公演なさりませんからこそ、外側から別の側面を露にする試みとして私たちは現代演出します。


また、26日・27日には、終演後に会場にてお飲み物を片手に作品について語り合う会を催したいと思います。その日のお客さまはもちろん別の日に観劇する予定の方あるいは今回は上演の時間には都合がつかない方がふらりと立ち寄っていただくことも歓迎です。