我が家の定番レシピ、レバーの梅酒煮を友人に教えてあげた。
これは小林カツ代さんの本に載っていたもので、レバーの下ごしらえもセットになっている。
このやり方で作ったレバーはねっとりとして美味で、これを食べるとお惣菜のレバーなんて食べれたものではない。
元は妊娠中に鉄分不足になった時、レバーを食べなきゃということで作るようになった。
長男はこのレバーが大好物で、幼稚園の頃は「ロバ、ロバ」と言って食べていた。
黒々とした色とその形状から「ロバの肉」だと思っていたらしい。
古い本だし、そのまま引用してみよう。
以下『味つけ上手! 秘密の下ごしらえ』小林カツ代著 21世紀ブックス より引用。
◆レバーの下ごしらえ
適当な大きさに切ったレバーをボウルに入れます。
塩を、レバーの表面を薄くおおうくらい振り込み、レバーの半量ほどの酢をジャバッとかけてから、指先を使ってもみ込むように混ぜ合わせます。
あんまり力を入れますとレバーがぐじゅぐじゅにつぶれますから、つぶさない程度に。
レバーの血管から血の固まりがニョロリニョロリと出てきますから、そうしたら流水で洗います。
それから、ざっと表面の色が変わってアクが出るまで水からゆでれば、血ぬきは万全、臭みもありません。
この状態のものを生の素材と考えて、あとはお好きな料理が自由自在です。特にレバー苦手な人間なら、中までしっかり火を通せばよいでしょう。
◆レバー(とりでも豚でも可)の梅酒煮
材料:レバー300g 梅酒カップ1 しょうが一かけ 水大さじ3 醤油大さじ3
作り方:鍋に梅酒ほかの調味料を入れ、下ごしらえしたレバーを加えて、強火にかけます。煮立ったら中火にし、10分ほど煮れば出来上がりです。
梅酒なんてないヮ、という方はワインでどうぞ。赤だって白だって、甘口だろうが辛口だろうが、これでもワイン? というようなシロモノでも結構。飲み残しでいいんです。実においしいですよ。
以上
小林カツ代さんは残念ながら左翼の人なんですけど(^▽^;)、料理に関しては素晴らしく、いつも参考にさせてもらってます。