TOMIX 熊本電気鉄道5000形を直す ①
みなさん超絶お久しぶりです。
かつてのブログ仲間の殆どの方がブログを書かなくなったので誰が見るのかわかりませんが、
ふと思い立ってほぼ1年ぶりにブログを書くことにしました。
1年書いてない間にも色んなところに行ったりしてネタは尽きないのですが、その話はまた別の機会に。
で、何を書くのかと言うと、タイトル通りです。
TOMIXの東急5000系シリーズと言えば、東急創立80周年記念商品に端を発したシリーズで、
1番最初に生産・発売されたのは上記の東急創立80周年記念の5輌セット、
後に熊本電気鉄道に譲渡された2輌編成仕様が2種販売され、
今のところ最後に発売されたのは目蒲線仕様の3輌セットです。
どれも1度しか生産されていない限定品で、TOMIXのHGシリーズなだけありその完成度は高く、
今日では中古でかなりの価格になっています。
熊本電気鉄道の登場時仕様を持っているのですが、数年前に不注意で落として壊してしまいました。
そのショックで放置してしまい、ここ数日になってようやく修理する気が起きました。
というのも、マイクロエースから長野電鉄2600系が2種発売され、
それを買って緑に塗り替えようと思ったのですが、
費用や手間をあれこれ考えている内に「だったら持っているヤツを直せばいいじゃないか」
という考えに辿りつき、早速TOMIXに修理を受け付けてもらえるか電話してみました。
すると「部品の在庫がない」とのことで修理は無理と言われ、だったら自分で直すしかない、となったワケです。
まずは現状を確認してみましょう。
数年間に渡ってこの状態で放置していました。
この模型が欲しい人が見れば絶叫してしまうかもしれません。
ライトユニットがバラバラになっており、その他の部品も鉄コレに流用されたり、
落下時の衝撃で損壊するなどして欠損していたりします。
1枚だけ窓パーツが外れていますが、これは壊れていません。ただ外れているだけです。
数年前はあまりにもバラバラになってしまったので自力では直せないんじゃないか、
と思いましたが、今になってみるとそんなに修理は難しそうにありません。
ライトユニットがバラバラになっているだけです。
写真では必要な部品一式が揃っていますが、
何年も放置していたためにライトユニットが片方行方不明になっていて、それを探すのに少し苦労しました。
不要になったBトレのダミーカプラーなどをしまっている箱の中から出てきました。
困ったことにM車である5043号(左)のヘッドライトレンズがなくなっています。
これは落下した衝撃で外れてどこかへ行ってしまったのでしょう。
わかりづらいですが、右側の5044号のレンズは健在です。
ということでレンズが紛失していない5044号から復旧を始めます。
といっても、ほとんどライトユニットの組み立てだけで、あとはない部品を買って取り付けるだけです。
ライトユニットは基盤の入っている箱、ヘッドライトと行き先表示の導光材を兼ねている板、
テールライトの導光材兼レンズの3つの部品からなっています。
まずは主灯・行き先表示の導光材である板パーツを前面に向けて押し込みます。
次にテールランプの部品を差し込みますが、
これはボディのテールランプの穴にレンズ部分を差し込むほか、
先程の板状のパーツにもピン部分を差し込みます。
長文で書きましたが、ボディに差し込むのも板パーツに差し込むのも同時進行なので難しくはありません。
画像の赤丸が板パーツ裏面の穴、白丸がテールランプ導光材のピンです。
テールランプのクリアパーツを差し込みます。
さらにその後ろから箱パーツを取り付けます。
テールランプパーツのお尻に当たる部分を差し込むので、グラつくことはありません。
そして足回りを取り付けます。
ボディマウントTNカプラー以外は損傷・欠損はないので、そのまま取り付けます。
数年ぶりに電車の形になりました。
現時点で足りない部品は以下の通り。
・ボディマウントTNカプラー(品番JC56、2輌分4個)
・幌枠(私鉄用幅広、1個)
・パンタグラフ(PG16、2個)
・ヘッドライトレンズ
ヘッドライトレンズは銀河モデルのN-082が1番適合するものでしょうか。
とにかく、まずは部品を買い揃えないと話は始まりません。
次回はこれらが調達できたときにブログを書くことになるでしょう。
ではまた次回。