大東京はみぞれ、初雪となった。
都市機能さえ継続できるならば、忙しい事象を潜り抜けていくには、暑いより寒い方がいい。
kamerinoは、母の言を借りれば一か月ほど予定日より早く冬の寒い朝に生まれたとのことだ。
だからからか、暑さには勘弁してよだが、寒いのには結構強い。

といっても、近年はヒートテックがうれしいのも感慨だ。
こうやって、時間の空いた午後、事務室でコーヒーなぞ飲みながらネットニュースなんか見てると色々もの想うわけだ。

ビジネスやってて、難題が輩出してくると、あれこれ悩んでみてパターン対応をひねり出して、結局は優先順位をつけて実施ジャッジを行う。

悩んでみても時間は待ってくれないので、結局はやらざるを得ないわけだ。

いいことも悪いことも、結局は人の意思決定が誘うもの。

原発対応の40年60年にせよ、消費増税の8%10%いやいや30%論にせよ、国家予算の5%増減にせよ、バカ国会議員定数の0増5減にせよ、、、、まっ、やっちゃて振り返って”甚だしく不当”と反省されれば、それはそれで、やり直しもいいだろう。。。
・・・ううっ、「ホントはそうも簡単ではないんだけど」が本音だが、「まっ、いいか」も有りだろう。

しかし!!
これはダメなジャッジの典型だ!!

「長崎市長射殺、元暴力団幹部の無期懲役確定・・」ガーン
これは、2007年の長崎市長選中に伊藤一長(いっちょう)・前市長(当時61)が射殺された事件の最終結審だ。
最高裁第三小法廷(寺田逸郎裁判長)は、殺人や公職選挙法違反(自由妨害)などの罪に問われた元暴力団幹部・城尾哲弥被告(64)について、検察、被告側双方の上告を棄却=「死刑判決を破棄して無期懲役に減刑」する決定をしてしまった。

「人の命は平等だ」
「民主主義を根幹から揺るがす犯行」かもしれないが、被害者が1人にとどまっている。
「選挙妨害そのものは目的ではなかった」
だから死刑にしなくても”甚だしく不当”ではない!! 得意げパンチ!叫び

つまりは、「被害者が1人では極刑にはならない」とジャッジしたものだ。

これは、普通の人が普通に考えてオカシイ思考だ。

いくら「人の命は平等」といっても、「我々一般ピープルが故あって殺害されるケース」と、「政治家が故あって殺害されるケース」では、遺族や関係者の心情の辛さは一緒であっても、公職における影響力の大きさはまったく違ってこよう。

もちろん、政治家という職業だけではなくて、「公共性の高い職責ゆえに殺害されるようなケースは一般の殺人事件と同様には量刑判断しない=厳しく処罰する」というほうが、はるかに納得性も公益性も高いと言えるのではなかろうか。

でないと、公共のために活動している政治家あたりが、既得権益世界から狙われるなどいうことへの歯止めが緩くなると想う。

歴史的に、我国のみならず多くの国で多くの政治家暗殺が歴史に残ってる。

の命は平等でも公益に著しく影響を及ぼすような殺人等は厳罰にジャッジすべきこそが、”甚だしく不当”ではないジャッジと想う。

大寒モードの大東京で徒然なるままに・・・

”癒しの女神”もうなずいている

日本は大丈夫!-20120108-4