ふぁ~、いい季節で、いよいよ今年度後期のビジネス運営が本格始動だ。
連休明けプチ帰省から帰京して、昨日は朝礼で「下期の業務運営課題や取組について」訓示などノタマっちゃたkamerinoなのであった。
どうも、kamaerinoも月並み経営者なのである。
年齢を重ねるにつれて”若者”に将来を託すことの必要性を随所に考え始めている自分に苦笑の連続なのである。
といっても、まだまだプレイングまっただ中であって、”後人に後を託す”という”老齢者”の典型的立場はまだまだ理解しきれないながらも、けっこうリスク背負ってやってるkamerinoなのであった。

だからこそ、今更ながらなのだが、今回の社会保障審議会の”年金支給68歳”てなバカ話だけは、、、やはり老齢者の立場も若者の立場も含め、ブログって書いておかずにはいられないのだ。

ホント、ばか・アホもいい加減にしろと言いたい。

組織運営をやっている経営者にとって、いかに若者に希望を持って働いてもらって、我国の繁栄を維持・発展させていくか、これだけがじつは究極の目的なのだ。


ビジネスにせよ、官・公務の業務にせよ、収益や国益(省益ではない)の向こうに必ず国の発展=国民の幸せを置かずして組織運営なぞできるものではない。

今回の、厚生労働省の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会が『厚生年金の支給開始年齢を将来的に68~70歳に引き上げるための議論を本格的にスタートさせ、三つの案を提示した。』件については、まったく、財務官僚と厚生官僚の省益論に迎合するお粗末諮問機関の側面のみを際立たせてしまった。

国民を68歳まで働かせるとどうなるか?
これ、若者がいつまでたっても重石を背負って新規の発想や進展の芽が伸びなくなってしまう。
また、盛りを過ぎた有能な高齢者に嘱託採用というような惨めな想いを強要させることにもなる。
だいたい、リスクを背負て民間ビジネスやってるわけで、この68歳まで労働させる思想は民間では一部特殊業界・職種を除いてあり得る発想ではない。
この68歳まで労働などというのは、リスクを背負わない親方日の丸業務の世界でしかあり得ない思想だ。
社会保障審議会のメンバーは、リスクを背負って頭も肉体も酷使しているプロフェッショナル職業人に相替えするとよい。
なんたら教授だの、なんたら会の会長さんだの、わけのわからんジャーナリストだの。。。
地位も名声も有しているような”有識者”なぞに、一般ピープルの生活保障を語らせてはいけない。
この種の事象を”人災列島”と呼ぶ。

”癒しの女神”もプンプンだ

日本は大丈夫!-20110921-4